日本には「城」と呼ばれる城は
二万から八万以上の城が言われている
この数字には、かなりの幅がある
何を指して城と呼ぶか人によってかなり違ってくる
城の定義が曖昧だからである
日本の城は狩猟時代(縄文)から、農耕時代(弥生)になり
定住生活が始まり、集落が形成され
そうして集落単位で移住地を柵や環濠が設けられた
これが城の成り立ちといわれる
城は時代とともに堀や土塁の作事
石垣による城壁、城郭、外壁を築いていった
戦国時代初期までは、山城が多かった
外敵から身を守るための、要塞堅固な山城であった
戦国時代中期からは
平山城や平地に築かれた平城が築かれ
平城が主流になって行く
山城は防衛には優れているが
政治をするには不向きであった
戦国末期までに日本の歴史の中で最も多くの
城が建築された時代であったと言われている
その時に石垣による城壁、城郭、外壁や堀など
そうして天守が多く建設された