人生黄昏時

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野国総官【1】

2022年06月07日 00時00分36秒 | 日記

  野国総官とは

琉球国に始めてウム(甘藷)を普及させた人物

 

明王朝(中国)と朝貢関係にあった 琉球

朝貢貿易の進工船に野国総官は事務職として勤めていた

 

1605年頃 進工船の一員として

明国福州(現在の福建省)に赴いた

 

野国総官は現地で食べて 美味しく 栄養が有り

栽培が簡単で やせた土地でも良く育つ事から

 

当時の琉球は台風や旱魃など度々あり

貧しく貧困に喘いでいた 琉球に

 

この甘藷(ウム)を持ち帰りたいと思い

栽培方法を学び 鉢植えの苗を持ち帰り

 

自分の故郷 野国(現嘉手納)ムラで移植した

常食である五穀は天候に左右されるが

 

ウムは天候には大きく左右されない

痩せた土地でも多くの実を付け 

 

良く育った事から五穀を補う

食糧として大きな役割を果たす

 

多くの人々が このウムによって救われ

また、凶作、災害、旱魃などによる餓死の

災難からも 守られた

 

ウムは多くの村民に普及された

 

その後 儀間真常によって

琉球全島に普及されていく

 

 

前回の投稿にコメント頂き有難う御座います

                大変励みになります

コメント (2)
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