芋のルーツは中央アメリカのメキシコから
グアマテラにかけて紀元前三千年前から
栽培されていたと考えられている
15世紀ごろ南米地域に伝わり
16世紀頃スペイン人やポルトガル人によって
東南アジアへ伝わり急速に普及した
その後中国へと伝わり
1605年頃 琉球国の野国総官によって
琉球に芋の苗が持ち込まれ 総官の村で広がり
儀間真常によって15年後に
芋は琉球全島に普及していた
薩摩 中川出身の前田利右衛門は
貿易船の船内荷役の仕事をしていた
仕事で琉球を往来していた
1705年頃 琉球で栽培され 全島に普及していた
食べて美味しく栄養が有り
痩せた土地でも良く育ち
狭い土地でも収量も多く
年中栽培出来る 唐芋によって
琉球は台風や旱魃が度々あったが
この唐芋によって多くの人々が救われた事に注目した
前田利右衛門は苗を
故郷山川(薩摩藩)に持ち帰り
植えたが 琉球と気候が違うため
上手く出来なかった
様々な工夫を重ね 遂に栽培に成功し
増やした種芋や苗を村人に分配し
栽培の方法を指導した
芋は薩摩藩(鹿児島県)領内に普及した
芋を唐芋と呼ばれ
さらに九州全域に普及して行った
唐芋の伝来と伝播は諸説あり
前回の投稿にコメント頂き有難う御座います