野国総官は
通称 野国総官と呼ばれていた
野国は出身地の名で
総官は役職名である
姓名は 与那覇裕初(大和名)
唐名(トゥナー)は總世健
ワラビナー(童名)は マチュー(松)
家族、親族、仲間内では 一生 ワラビナーで呼びあう
当時の琉球は災害、台風や旱魃などが度々あり
凶作により多くの人々が貧しく貧困に喘いでいた
総官が持ち帰った
ウムによって多くの人々が餓死より救われ
まさに命を支える食の 大恩人
ウム・ウフシュ(芋大主)と呼ばれている
那覇市奥武山 世持神社に
野国総官は蔡温・儀間真常らと供に
沖縄産業発展に尽くした一大恩人として祀られている
また出身地嘉手納町に 野国の墓がありその前面に
甘藷発祥之地の石碑が建立されている
また、甘藷伝来350周年記念として
野国総官宮が建立された
総官の偉業を 讃えて
毎年秋に野国総官祭りを開催し
尊敬と親しみを込めて
ウム・ウフシュ(芋大主)と呼ばれている
前回の投稿にコメント頂き有難う御座います