定園は、虎丘の南側にある庭園です。
明代初期の重臣であった、劉伯温の私邸だったそうです。
まだ寒くなる前(ずいぶん前)の話ですが、久しぶりに中へ入ってみました。
蘇州市内からの行き方は、虎丘へ行くのと同じです。
蘇州駅からなら、遊2路、816路などが使えます。
以前は、入園料50元ほどだったのが、70元になっていました。
70元の中に、ガイド料、庭園内の船の料金とお茶代が含まれます。
入り口で、腕に番号の付いたシールを貼られます。
この番号で、見学するグループが管理されるようです。
蘇州で初めてのガイド付き見学になりました。
でも、残念ながら中国語の説明しかありません。 。
もちろんガイドなしで、自由に見学しても大丈夫です。
ただし、ガイドと一緒に周らないと、
船に乗ったりするのが少し面倒かもしれません。
まぁ、船に乗ると言っても、
こんな小船に5分ほど揺られるだけなんですが。。
定園は、どちらかというと、歴史遺産を見る場所ではなく、
蘇州の文化を知るための園林といった感じです。
昔の生活などの解説もあります。
長い回廊には、清代皇帝の書なども展示されています。
蘇州で行われる各節の行事が描かれた絵が吊ってあったりします。
また、ここは、お茶の文化を啓発する場所でもあるそうです。
でも、入園料に含まれるお茶は、美味しくないです。。
おばちゃんが、ドバっとお湯を注いでくれます。
まぁ、無料のお茶なので、ちょっと休憩するつもりぐらいで。
定園の前の道は、山塘街に繋がっています。
山塘街を石路まで歩くと1時間ほどの散歩になります。
言葉が分からなくても、見所には必ず連れて行ってもらえるので、
ガイド付き観光も、たまにはいいものだなと思いました。