今年は北京モーターショー関連のお仕事を頂いたので、
初めて見学してきました。
北京と上海のモーターショーは1年交代で行われます。
今年は北京の番です。
以前、中国のモーターショーに行ったのは、もう10年近く前の上海でした。
開催前日は、これで明日から間に合うのか??という状態です。
まぁ、中国に限らず、ラスベガスのCESも前日は似たようなものですけど。。
何か操作したのかと思うぐらい、北京では珍しい快晴。
初日の朝はまだ交通整理などの体制も整っていない状態で、
お客さん以外に出展者や工事関係者も押し寄せるので周辺は大渋滞。
みなさん諦めて、途中で車を降りてひたすら歩きます。
空気がまだ綺麗だったのがせめてもの救いです。
世界中の自動車メーカーと中国自動車メーカー、
車載機器関連メーカーが出展するので会場はとても大きいです。
もちろん日本の自動車メーカーも出展しています。
残念ながらもう日本のモーターショーとは、比べ物にならない規模になっています。
これが現実なのです。。
英国の高級ブランドや、
イタリアのスーパーカー(ちょっと表現が古いか。。)も当然。
欧州勢は中国で稼いでます。
開催日から3日間は招待客しか入場できませんが、
それでもたくさんの人が訪れています。
こちらは、中国国産ブランドSUVで最も人気のある長城汽車。
お手頃価格のものから、日本車よりも高い価格の車もよく売れています。
世界の有名自動車部品メーカーの技術も搭載されています。
近年は車両のデザインもモノマネではなく、
自分達でいいものをデザインするようになっていると、
日本のデザイナーさんから伺いました。
実際、中国ブランドの自動車メーカーには、日本人も含め多くの外国人が働いています。
また、各国の自動車メーカーが中国のモーターショーで、
世界戦略車の発表が行うことも珍しいことではなくなってきました。
生産台数、販売台数共に世界1位の市場規模なので、まあ当然のことなんですけどね。