漁洋山風景区は、太湖西山へ渡る橋、太湖大橋1号橋の袂にあります。
天気の良い日は、山の上から太湖大橋や湖畔の景色が一望できます。
蘇州休閑カードが使えます。入園料の定価は80元のようですが、
漁洋山風景区のHPを見てみると今は半額の40元になっています。
片道だけ観光車に乗る場合は45元、往復乗ると55元、索道を往復使うと90元など。
料金の詳細はこちらをご参照下さい。
仏教文化や歴史、自然をテーマにした風景区だそうです。
風景区の中に春秋時代に掘られた古井戸や寺院、観音殿などもあります。
蘇州市街から漁洋山風景区への行き方は、蘇州駅から快線11のバスに乗って漁洋公園下車、
地下鉄1号線の木読駅下車で、中華園大酒店バス停から691路のバスに乗って漁洋公園下車 などです。
この山の下には2017年に開通した全長約2.5kmのトンネル、漁洋山隧道が通っています。
渋滞を解消する為、元の橋の横に新たに架けられた太湖大橋も同時期に開通しました。
山の麓には芝生の広場や庭園などが造られています。
子供向けの遊び場もあるようですが、営業しているのかしていないのか、
賑わっている雰囲気はありません。
今回は節約と健康のため?に観光車や索道を使わずに歩いて上まで登りました。
地図上には、”森林歩道”があることになっていますが実際には通れません。
存在しないかもしれません。。
少し遠回りのルートにはなりますが、山頂まで登る道は観光車と同じルートです。
綺麗に舗装してあるので少しだけ頑張れば大丈夫。
山の中腹からも時折見える太湖大橋を眺めながら山頂へ。
索道の山頂駅を過ぎると漁洋閣が見えてきます。
漁洋閣には喫茶店と小さな麺の店がありました。
麺を食べたいなら向かいの喫茶店で注文と支払いを先に済ませます。
メニューには何種類か書かれていましたが、選べるのは高菜とひき肉の麺一つだけ。
でも、蘇州麺によくある濃い醤油色の甘いスープではなく、”清湯”と呼ばれる透明に近いタイプ。
味が薄いわけでもなく、とても美味しくいただけました。
蘇州は秋から冬にかけて空気があまりよくないので、遠くの景色が霞んでしまうのが残念。
夏場の空気が綺麗な時にくればもっと良い景色が眺められそうです。
入園料の割にはあまり大して見る所もない風景区なので、
観光ツアーバスが来ることもなく訪れる人もそう多くありません。
でも、最近はどこに出かけても人がいっぱいなので、
こういう場所でのんびりするのもいいなぁと感じています。