顧村公園は上海の桜の名所のひとつです。
桜の季節は特にたくさんの人で賑わいます。
3月中旬ごろから4月中旬ごろの期間は、
櫻花節というお花見イベントも開催されます。
例年だとこの時期は毎日数万人、多い時には10万人以上の人出になるので、
人を見に行っているのか桜を見に行っているのか分からない状態になります。
今年は、新型コロナの影響で入場人数制限と前日までの予約が必要でしたので、
いつもより絶対に人は少ないはず。
というわけで、初めて顧村公園へお花見に出かけてきました。
地下鉄の最寄駅は7号線の顧村公園駅です。
入園には検温と上海の健康登録QRコード、隋申码の提示が必要でした。
(今週から上海では公園やデパートでの検温がなくなった場所が増えたので、もう必要ないかも)
とても大きな公園で案内図も少し分かりづらいので下調べせずに行くと、
門を入ってからどこに行けば花見ができるのかちょっと迷います。
桜並木がある道には桜の名前がついているので、まずはそこを目指します。
櫻花路、櫻花大道など数キロの道沿いに桜の木が植えられています。
並木道から外れて、細い道へ入って行くと、
外からは見えない場所にも所々咲いています。
お花見のメインの場所は櫻花園です。
2ヵ所に分かれた芝生の大きな広場には桜の木がたくさん。
桜の木の樹齢はまだまだ若く、ほとんどが細い木なので、
すごいなぁと思うような桜はないのですが、
これだけ数が多いとそれなりにお花見が楽しめます。
お花見以外では、子供向けのアトラクションやチョコレート工房などがあります。
子供向けのアトラクションの恐竜世界や児童森林嘉年華は営業していました。
普段ならチョコレート工房で手作り体験のようなことができるのかもしれません。
今は工房のお土産屋さんでチョコレートの安売りをしています。
試しに買ってみましたが、カカオ75%チョコはまぁまぁいけました。
食事ができるような店はあまり多くありませんので、
飲み物と軽食は持参していく方がよいかと思います。
バーベキュー広場は営業していましたが、今はこういう場所での食事はちょっと。。
でも、結構賑わっています。
顧村公園の面積は450ヘクタールと上海では最大規模の公園です。
夏になると蓮の花も綺麗だそうです。
入場制限で人の少ない今年に出かけてみて正解でした。
また桜の季節に行ってみたいとは思うのですが、
来年はきっともう例年通りの人だらけになるのは間違いないのでもう行かないかな。