拈花湾(nian hua wan)は無錫の濱湖区の太湖湖畔にある、
禅文化を主題としたテーマパークです。
テーマパークといっても中には街が造られていたり、
宿泊施設もたくさんあったりと湖畔の大きなリゾート施設という感じの場所です。
入園料は120元で、観光客に人気の場所はちょっと日本風の街並み。
レストランや土産物店、体験型の施設などが並んでいます。
夜になるとライトアップされます。
昼間よりも夜の方が人が多く賑やかになります。
塔や水路のある石畳の道は、なんとなく日本のどこかで見たことのあるような風景で、
帰国が難しい今年は特に懐かしく感じます。
また、夜には踊りや噴水、光など、様々な演出が楽しめるようになっています。
各演目の上演時間は短いですが、何度も繰り返してやってくれるので、
じっとその場で始まるのを待つ必要はありません。
お店や宿泊施設の並ぶ街は梵天花海という大きな花畑で囲まれています。
場所によってそれぞれ植えられている花が違います。
大きな花畑は10月末頃まで楽しめます。
夏から秋にかけて、向日葵、百日草、馬鞭草、格桑花(日本語分かりません)
などの花でいっぱいです。
拈花湾はどちらかというと車で行くような場所で、
公共交通利用の場合は少し時間を気にする必要があるかもしれません。
夜遅くまで観光するならここで1泊ということになるでしょうか。
百度で調べてみると、無錫駅から楽游2号線というバスが出ているようです。
これを使う場合は拈花湾バス停下車です。
宿泊施設は民宿風のものから、貸切コテージ、5つ星ホテルなど様々なものが選べます。
民宿といっても個人の家を宿泊施設にしている訳ではないので、
民宿の方がホテルより高い場合もあります。
今回は5つ星のホテル、波羅蜜多酒店を利用してみました。
値段は朝食付きの1泊で700元~1000元ぐらい、バルコニーもついた綺麗な部屋でした。
ホテルの朝食もまあまあ大丈夫な感じでした。
基本中華料理になりますが、一応和洋中揃っています。
蒸したての無錫小籠包なども頂けます。
蘇州と無錫は近いので、普段は無錫に行くと言えば日帰りなのですが、
今回は特別にプチ贅沢気分の週末を楽しんでみました。