ずいぶん前になりますが、吉林市の豊満ダムを見に行きました。
豊満ダムは、戦前(1934年着工)、日本によって造られた大型ダムで、
建設当時、東洋最高のダムと呼ばれたそうです。
今でも現役で発電などに使用されています。
有名な松花江の氷霧は、このダムから放出される暖かい水によって発生します。
建設の歴史は、発電所内にある博物館で見ることができます。
発電所の入り口で、見学の申し込みと入館料を払えば、
日中ならいつでも入れるような感じでした。
中国語での案内ですが、ガイドさんが説明してくれます。
ダム湖は、松花湖とも呼ばれていて、吉林省で最大の湖です。
遊覧船で周ることができます。
湖の中の島へも連れて行ってくれます。
ダムの近くには農家料理を食べさせるレストランがたくさんあって、
自然の中で食事を楽しむことができます。
東北地方の素材がたくさん。
野菜を蒸す、茹でるといった、シンプルな料理が味わえます。
現在、さすがに老朽化が進む豊満ダムには、
全面取り壊し、再建プロジェクトが進められようとしているそうです。
賛否両論あるようですが、今の姿はいつまで見ることができるのでしょうね。