長白山の一番の見所といえば、山頂にあるカルデラ湖の天池とその周りにある峰々です。
山頂の天気は変わりやすく、天池が見られたよと言えば、それは運が良かったねと返されます。
1日目に行った西景区(西坡)からは霧と雨で天池を望むことができず、
2日目は北景区(北坡)からのリベンジです。
長白山西景区の記事はこちら
北景区は山の麓も含めて見所もたくさんあり、西景区と違って多くの観光客が訪れます。
入り口は朝早くから団体旅行客やチケットを買う人などで混雑しています。
この日は朝からいい天気、午前中は間違いなく山頂も大丈夫。
という訳でまずは山頂行きのマイクロバスに乗って天池へ向かいます。
このマイクロバスには前から順に定員になるまで乗せられるので、
運が悪いと同じグループであっても分かれて乗車になります。
山を上るにつれ車窓の景色も変っていきます。
バスが到着するのは山頂付近なので、ほとんど登らずに天池まで行くことができます。
北景区は子供からお年寄りまで楽しめるようになっています。
当然のことながら麓から山頂まで混雑していますけど。。
6月末頃までの天池は凍っています。
山頂の天池と周囲の峰々は季節ごとに美しい風景が楽しめます。
天池を囲む白雲峰、龍門峰、鉄壁峰、天門峰などの標高2500mを越える峰が16あり、
最も高い峰が北朝鮮側の白頭山(将軍峰)で2744m、中国側の最高峰は2691mの白雲峰です。
長白山の主峰になる白頭山には白色の軽石が堆積しており、
山が白く見えることからこの名が付いたとされています。
山は大昔から朝鮮民族や満州民族の聖地となっていました。
カルデラ湖の真ん中から半分が北朝鮮領になっています。
北東方向は北朝鮮とさらにその先、直線距離200kmほどでロシア国境になります。
天池は周囲13.1km、水深373m、
水面の高さは海抜2189.1mと、世界最高、最大、最深のカルデラ湖です。
松花江、鴨緑江、図們江という3つの川の水源になっていますが水の入り口はありません。
中国東北地域最高峰の長白山は山東省の泰山、安徽省の黄山、四川省の峨嵋山などと共に
中国十大名山のひとつに数えられています。
湿度や地形の関係で年間250日以上は霧に覆われるそうです。
天池にもネス湖のネッシーのように怪獣がいると言われています。
昔からいくつもの目撃情報や写真、動画が撮影されていますが真偽のほどは??です。
山頂付近にある天池気象観測所は1958年に開設されたそうです。
気象観測所に因んで、この上にある峰を天門峰と呼んでいます。
北景区から長白山に登るとこの天門峰から天池を望むことになります。
この日は運よく天気に恵まれて、念願の長白山天池を堪能することができました。
夏休み期間や紅葉が始まる10月の国慶節連休などはさらに人が多いのでしょう。
山頂を楽しんだ後は、北景区の自然や天池から流れ落ちる長白滝などを見に行きました。
長白山北景区(長白山北坡)は、観光シーズンには事前予約が必要です。
想像を絶する光景?
人間様の観光も多いのにびっくり致します?
コロナはどうなんでしょうか?
こちらはますますひどくなり旅は全部中止です
今月のフェリー旅もキャンセルです
しかし高い山に簡単に登って観光ができるようになっちる中国の政策<?>・・すごいと思います
良い観光をたのしまれていますね!
遠い世界をまじかに見せていただき
感謝でございます!(^^♪
山東省の泰山・・・20数年まえ、雪が深い時
(マイナス8度で雪山をガイドさんと歩きました)
ズボンを2枚はいて行きましたが雪で景色は
見えませんでした?
ぼんやり記憶が残っています。チンタオからバスを走らせてバスのにおいに参りましたことをよく覚えています。
泰山/曲阜・しはく・こうしびょう・・と旅しました~~遠い昔の思い出~~~♪
長白山は長春のある吉林省で最も有名な観光地です。
夏はそれなりに暑くなりますが過ごしやすい気候で、
冬はマイナス20度以下になります。
中国各地から観光客が訪れますが、天池が見られるかどうかは運次第。。
まだ泰山や黄山には登ったことがないのでこちらにも機会があれば行ってみたいと思っています。
先月末から中国各地でデルタ株のクラスターが発生しています。
日本と比べると数は非常に少ないですが、
蘇州に近い南京や揚州でも数百人規模の新型コロナ患者が出ており、
南京では都市封鎖されています。
もしこのまま各地に広がるようなことになれば、
中国全土で再び大規模な移動制限が始まるかもしれません。
晴れた天池の景色はなかなか見られないそうなので運が良かったです。
標高が高い場所にあるので独特の景観も楽しめます。
まだ行ったことはありませんが、日本のカルデラ湖といえば、屈斜路湖と摩周湖。
”霧の摩周湖”なので、きっとここでも運が必要なのかと思いますが、
是非行ってみたい場所のひとつです。