千灯古鎮は昆山市にある水郷です。
この近くにある工場へ仕事をお願いするかもということで、
周辺環境の下見を兼ねて行ってみました。
ちょうど上海と蘇州の中間ぐらいにあります。
どちらからも35kmぐらいの距離です。
交通の便が悪く、上海からも蘇州からもちょっと行き難い場所です。
2500年以上の歴史を持つ水郷古鎮なのですが、
規模が小さいせいもあるのかあまり有名ではありません。
ネットで検索してみると10年ぐらい前の記事でも穴場の水郷古鎮と書かれているので、
未だに穴場のままのようです。
千灯古鎮の入場料は60元ですが散策だけなら無料です。
展示館などに入る場合は有料ですが、蘇州の休閑カードがあれば無料で入れます。
ただし、先に古鎮の入り口で入場券を受け取る必要があります。
蘇州から公共交通を使うなら高鉄の昆山南駅まで行ってから、
111路のバスに乗って周巷で113路に乗り換え、千灯で下車というのが良さそうです。
上海市内からならバスの乗り継ぎだけで行けそうです。
古鎮の入り口にある3つの橋、泾浜橋、恒升橋、鼋渡泾橋は三橋邀月と呼ばれています。
3つの橋それぞれが、明代、清代、宋代の特色を持っているそうです。
(何が特色か調べられてません、スミマセン)
メインストリートの石板街は、宋代に造られた石畳の道です。
現存するものの中では最も古い部類に入るようです。
石の下は下水道になっているそうです。
ここは明代の思想家、顧炎武や、昆劇の創始者、顧堅の故郷でもあります。
顧炎武が住んでいた家は文化財として保存されています。
余氏典当は、清代に中国一の質屋を営んでいた余氏の店舗と邸宅です。
明代に安徽省から移り住んだと言われる余氏はここで大金持ちになりました。
”典当”の日本語訳は質屋です。
延福禅寺にある秦峰塔は宋の時代に建立されました。
古鎮のどの位置から見ても絵になる雰囲気です。
千灯に因んでか、燭台の博物館もあります。
1000以上の古い燭台やランプが展示されています。
昆山は日系企業も進出している場所ですがまだまだ田舎町も多いです。
町の食堂で値段を見ると田舎度合いがよく分かります。
でも、こういう場所に出かけるのが大好き。
有名な水郷より田舎の雰囲気が残っている場所の方がワクワクします。
最近、千灯周辺にも工業団地もできて、マンションも低層から高層へ変わりつつあります。
今は道路も整備中で通行止めになっていたり、でこぼこ道があったりしますが、
いずれはそれなりの街に変わってしまうのでしょう。
千灯以外の小さな古鎮へもそうなる前に行ってみたいと思っています。
上海から朱家角に行きました時、この雰囲気に
似ているところがほかにもあると聞いていましたし
パンフレットで見ていました
もう10年以上も前に行きました中国に
もう一度行ってみたいと思います
最近旅行案内で福岡・青島経由で泰山・シハクコースが募集されています。移動が長いバスでした
昔とずいぶん違うと思いますが誰を誘っても
食べ物が嫌だと言われます~~
金木犀を見るたびに西安の国花だった説明を
思い出します
いい場所を見せていただきました!
パスポートがますます泣いています?
私も水郷古鎮の風景が好きで、
どこそこにこんな古鎮があると聞くたびに出かけています。
昔と違って移動もずいぶん便利になりました。
ぜひ、小さな水郷も見にいらして下さい。
上海や蘇州、他の大都市ですと食べ物にはあまり困らないんですけどね。
今日のお昼ご飯はちょっと贅沢して”ひつまぶし”でした(笑)