少し前の話ですが、先月の端午節の連休中に久しぶりに上海へ出かけてきました。
連休だったので上海でホテルに泊まって夜景も眺めてきました。
余裕で日帰りできる上海でわざわざ宿泊したのは、
連休直前までドタバタしていて旅行の計画も立てられず、
少しだけでも旅行気分を。。ということもあります。
この2年間、浦東空港は何度か利用したので上海へ行くには行っていましたが、
真っ直ぐ空港に行くのと、空港から蘇州へ戻るかだけだったので、
上海の街中へ出かけるのは本当に久しぶりです。
上海の街並みも眺めたかったので今回の移動はもっぱら路線バスで。
上海駅南広場から隧道3線に乗って向かう先は浦東の陸家嘴。
まずは腹ごしらえから、最初に目指すのは上海環球金融中心(森ビル)。
ここにある日本料理屋さん、銀平でお昼の定食をいただくことに。
周りにあるレストランは銀平を含めて2軒以外、全て別の店に変わったか空き店舗になっていました。
以前はよく食べていた生姜焼き定食。
なんとなくボリュームが減った気はしますが、食べられる量も減ったので逆にちょうどよいかも。
サラダと小鉢も付いています。
もう3年ぶりぐらい銀平でしたが、1人の店員さんは憶えていてくれました。
食後に濱江大道へ。
黄浦江の浦東側にある濱江大道は川沿いに遊歩道が続く散歩にもってこいの場所。
ジョギング用の道や自転車用の道もあります。
コロナが始まって最初に身動きがとれなくなった2020年の2月ごろは、
まだ濱江大道の近くに住んでいました。
ロックダウンこそなかったものの食品を扱う店以外は全て閉まって、仕事にも行けず、
気晴らしによくここで散歩していたことを思い出します。
またこちら側からは外灘の夜景を楽しむこともできます。
個人的には、外灘から色とりどりにライトアップされた陸家嘴の高層ビル群を見るより、
濱江大道から優しい色でライトアップされたオールド上海の夜景を見る方が好きです。
上海で生活していた頃はずっと工事中で何ができるのか分からなかった、
東方明珠付近の黄浦江沿いのエリアには新しい遊歩道が完成していました。
この位置は外灘の景色を楽しむベストポジション。
もっと早く完成していたら毎晩散歩に行ったのに(さすがに毎日は行かないか。。)
東昌路まで歩いたので、浦東散歩の締めに渡し船に乗って浦西へ移動することにしました。
便数の多い渡し船ですが、連休ともあって行列ができていました。
陸家嘴巡りの2階建て観光バスの数も増えたようです。
渡船口には2台のバスが停まって客待ちをしていました。
この便の乗客は自分自身も含めてみんなお上りさん。
暑いのにみなさん2階のデッキへ一目散に駆け上がっていきました。
船を降りてから、老埠頭広場にでも行ってコーヒーでも飲むかと思っていましたが、
人混みに疲れてしまって歩く気になれず。。
再びバスに乗ってこの日予約したホテルのある淮海中路まで移動しました。
地下鉄は混みますが、休日の路線バスは空いているので休憩にもってこいの場所です。
ホテルで一休みしてから次は浦西のお散歩に出発です。
結局この日に地下鉄に乗ったのは、夜の散歩を終えてホテルへ戻るための1回だけで、
他は全てのんびりとバスで移動。窓から上海の街の景色を楽しみました。