27.02.04 一 休 さ ん NO.684
日本昔話に「一休さん」の物語があります。
一休は長じて高僧になり、名家と称される檀家を巡り歩きました。
ある檀家をみすぼらしい乞食姿で訪れた一休は、その檀家で「汚い乞食坊主」帰れ・帰れ!と叩き出されました。
すぐに立派な衣装に着かえて同家を訪れて、今度は丁重にもてなされて一休は言う。
「あなた達は、立派な衣装に来てほしかったのですか!?」・・・。
「さっきの乞食坊主もいまの私も同じ人間です」・・・と、丁重に詫びられた・・・とありますが、でも、これはちょっと趣味が悪い冗談です。
ところで、今の若い人は丈の短い上着にスボンやスカートをずらせて履いている。
ちょっとかがんだら、おへそや腰の肌が丸見えの「だらしない」格好をしている。
どんな格好をしようと勝手ながら、格好が悪いばかりではなくこの寒い冬、風邪を引いたり体調を壊すこと請負。
彼らも長じれば立派な成人になるのであろうが、もうちょっとマシな格好はできないものか!