小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

川柳

2015-02-09 12:45:28 | 日記

27.02.09             川      柳      NO.689

 

5・7・5の短句で、人情・風俗・人間の弱点・世相の欠陥等を穿ち、簡潔簡・滑稽・機知・

風刺にして奇警を発するものとある。  これがなかなか難しい。

 私の駄文など朝日新聞の声欄には幾度か採用されたものの、川柳・かたえくぼ欄に

は一度も採用されたことがありません。 ほとんど数十人の常連が寡占している状態

と言われます。

世には作者が亡くなっても永遠に残っている秀作がありますが、これなど、そうそう簡

単に生まれるものではないのでしょう。

「白川の 清き流れに魚棲めず 元の濁りの たぬま恋しき。」

老中田沼意次は汚職(賄賂)によって政治を動かした。(でも、その時は景気が良か

った)ところが、次に老中に就いた白川郷は清廉潔白、汚職や賄賂を追放して政治

は浄化された。 (でも、景気は悪くなった)

そうなると庶民は現金なもの、田沼の時代を恋しく思うようになった・・・と言う有名な

川柳ですが、どうなんでしょうかね悪い政治で景気が良くなるというのは、そのツケが

後から回って来ることには間違いがないのに。

今のアベノミクスとやらは、年金生活者の年金を削り・医療費や介護の費用も削って、

その分法人税を安くして巨大企業を潤わせ、その上消費税という悪税中の悪税を拡

大し、庶民の懐をさらに窮屈にして、景気は良くなるどことろか貧富の格差をさらに歴

然とさせるとともに、未来に天文学的な借金を拵えているのに、デンと政権に胡坐を

かいて座っている。    どうなてんの!?

コメント
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