27.2.24 バ ブ ル NO.714
不動産バブルが崩壊した時、所有している土地の価格が毎日毎日暴落し、売却しようにも誰も買って
くれない状況なのに、土地を買い入れる際に銀行借り入れをしていれば、借入金は減らないばかりか
むしろ金利の支払い期日が刻々と迫って来ますから、まさに地獄の状態になります。
あの時は思いました。 これは中小企業をつぶして大企業だけを生き残らせるための、資本主義国家
の究極の陰謀・謀略なんだろうと。
大企業だけが経済の中枢を握るのであれば、それを管理・監督する国としては、それほど楽なことはない。
そのための陰謀・謀略であって、来るべきものが来たという感じでした。
でも、潰れたのは中小ののみならず大手企業も結構あり、生き残りの可否はいかに歯を食いしばって生
き抜いたかということではないかと思います。
また大企業の中には「潰すにもあまりに大きすぎて潰せない」との理由で債務をカットしてもらった「ズル」
もいます。 (平成の棄捐令) バブルは膨らんでは破れ、破れてはまた膨らむものなのです。
株価が1 8,500円超えと言いますが、もうそろそろ破裂ということになりませんか? 落ち出したら釣瓶
落とし。 あっという間に元の木阿弥。
手持ち資金だけで株を買っている人は、どんなに株価が下落しても売らない限り実質的な損は出ませんが
、自己資金の何倍もの(借入れをして)株を購入している人は、地獄を見ることになりそうです。
そんなことは、どうでもいいけど・・・。