27.2.19 遠 見 富 士 NO.709
富士山は離れて遠くから見ると、まさに霊峰の名に値する高貴な姿ですが、実際に登ってみると石ころ
だらけの禿山で、登山者が放置して行ったゴミが散乱した汚い山です。
そういう業況を称して「遠見富士」と言います。 人間だって同じこと。 立派な人格者と申されてい
た大学教授が、女子学生のスカートの下を手鏡で覗き、痴漢容疑で2回も逮捕されたという事件もあ
りました。 ひとはおへその下は別の人格?・・・というような事件も後を絶ちません。
前の民主党の委員長だった「管 直人氏」は有能な政治家という評判がある一方、いつもイライラして
いて周囲に当たり散らすので、そのあだ名が「イラカン」と言われたのでした。
このように、「人は見かけによらぬもの」そういうことを一般に「遠見富士」というのでしょう。
豪華な乗用車に華麗に乗り回し、素晴らしい業績を上げている会社の経営者だって、一皮むけば何が
出てくるか知れたものではありません。 そういうものに羨望するのではなく、マイペース行くより仕方
がないし、マイペースで行くことこそが、安全でもあるのではないでしょうか?