27.2.20 古 畑 鑑 定 NO.710
東大教授で法医学の権威と称された古畑 種基氏の法医学的鑑定は、まさに神の領域と言われる
ほどの素晴らしさで、戦後の重大な殺人事件や難事件を次々と解決(犯人逮捕)してきました。
ところが同氏が他界したのち、同氏の鑑定は次々と覆えされて多くの冤罪をもたらせてきたことを裏
づける結果となりました。
所詮人間のやること、人間にはそれぞれ有能も無能もあるけれど、いやしくも「神の領域」なんてこと
はあり得ない。
なにごとによらず、その道のエキスパートの意見や主張は参考すべきでしょうが、盲信してはいけま
せんし疑問を持つという姿勢が大事でしょう。 専門バカという言葉もあります。
その道の権威よりも素人の疑問の方が、固定観念にとらわれない分、案外と的を射ている場合だっ
てあります。
馬鹿馬鹿しい・荒唐無稽などと言わずに、人の意見を聞いてみることが、時には大切ではないかと
思います。 ところで、いまはやりのDNA鑑定って本当に間違いはないのでしょうか?