東洋大学創立者井上円了の生涯を描いたマンガ「円了」が掲載されています。昨年の11月に第6話が完成し、大学のHPに掲載中です。私は第1話から読んでいますが、絵が丁寧で読みやすく、円了の幼少期から青年期を経て、大学(哲学館)創立に至るまでが判り易く描かれています。
第6話は病(肺結核)を経て復帰した円了が、過去に頓挫した学校創立を決意するまでが描かれ、当時石川県在住の西田幾多郎が円了の書籍を読んで、哲学に目覚め、影響を与える場面もあります。第5話では結婚もしました。1話から続けて読むと面白いです。一応東洋大学の卒業生ですから、このマンガくらいは読み終えておきたいものです。