1960年代に爆発的な人気を博した、クレージーキャッツの犬塚弘さんが亡くなりました。
最後の「クレイジーキャッツ」犬塚弘さん94歳死去 「男はつらいよ」など数々のドラマに出演(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
植木等は大学の先輩ですから勿論大好きですが、次に好きだったのが長身で飄々とした何とも言えないキャラの犬塚氏が好きでした。上記のWikipediaにもあるように、単なるコミックバンドではなく、それぞれに高い音楽性を持ち、犬塚氏もベースの名手でした。先日ダークダックスの「ぞうさん」こと遠山一氏もなくなり、私の若い時の名グループがどんどん亡くなられ、寂しい限りでございます。
管理人様とは恐らく世代が違うのですが、私は東宝のクレージー映画がクレージーキャッツを知ったきっかけでした。私も何と言っても無責任男やC調サラリーマンを演じた植木等さんが一番好きで、やはり二番手は存在感のあるハナ肇さんと犬塚弘さん。その後に石橋エータローさんでしょうか。三番手の石橋エータローさんの、映画での名文句?は『とてもじゃないけどとてもじゃないよ』で、私も何かあるとこの文句が頭に浮かびます。
犬塚弘さんは山田洋次監督作品でも他のメンバーと共にお目に掛かりましたが、やはり東宝時代の若い頃がどこへ向かうか分からないエネルギーが良いですね。私がタイムリーに犬塚弘さんを見たのはこの辺りからでした。その当時は感情豊かな、かつコミカルな役柄を演じつつも落ち着いた大人の雰囲気も出ていました。
その他、ウルトラセブンでもチョイ役で出演されてた気がしますが、勘違いやも知れません。でも色々な映画やドラマで活躍されていたと思います。他のメンバーに比べると天寿を全うされたのかな、としみじみ思います。合掌。