今日は準決勝とその他の順位決定戦が行われました。
準決勝第一試合法政vs早稲田は3-3から延長でも決着が付かず、GWS戦まで縺れ最後は法政のルーキー古川が決めて、決勝進出を決めました。古川は帯広から埼玉栄に進み、兄は昨季東洋大学の主将をやってましたね。
試合は縺れましたが、双方ともスピードが無く、私には凡戦に映りました。
今大会中も各チームは朝から氷上練習や、陸トレ・ウエイトなどを終えてから試合に臨んでおり、選手の疲労もピークに達している頃なので、致し方ないところもあります。
準決勝第二試合の東洋大学vs中央大学などは、その疲労が如実に特に東洋大学に表れていました。
中央大学4-1東洋大学。
苫小牧アイスホッケー連盟はまだゲームシートを公開してませんが、シュート数も反則数もあまり差がなかったように思います。
特に東洋大学の選手は、ルーズパックに寄る時の第一歩が遅く、中央大学に試合の主導権を握られてしまいました。中央大学には、#77斎藤、#7矢島、#53権平などスピード豊かな選手が多く、疲労の溜まった東洋大学の選手はそれに付いていけませんでしたね。
又部員が24名と少数の東洋は、主力DFの1人が怪我で不出場で、それも敗因でしょうね。
GKの水田はナイスセーブを連発し、GKが水田でなかったらもっと大差が付いてたかも・・・
選手たちも、この大会が秋のリーグ戦本番の小手調べ・前哨戦であることを熟知しており、負けても悲壮感は有りませんでした。
中央大学は春の秩父宮杯関東大学選手権で、予選トーナメントで法政大学に敗れて、決勝トーナメントに進めず、4強入りしてませんので、東洋とは新チームになってから初対戦で、私は嫌な予感がしてたのですよ。
関東大学アイスホッケー界は、明治・中央・東洋・早稲田・法政の5強と言われて来ましたが、ここ数年は日体大台頭もありましたが、実質は明治・中央の二強時代でした。そこに今春東洋大学が10年振りに公式戦優勝を飾り、法政が復活して来たので、絶対的な本命不在の本当の意味での戦国時代に突入したと言って良いのではないでしょうかね?
今大会は連日試合が続く、強行スケジュールですが、秋の関東大学リーグ戦は週末に試合が組まれておりますので、体調を整えて試合に臨めます。2回戦総当たりですから、秋のリーグ戦の覇者が、本当の実力日本一だと私は思っております。
明日の3位決定戦、東洋大学vs早稲田大学は14時試合開始です。