雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 4月19日(土) どうなるウクライナの革命権 

2014年04月19日 23時53分00秒 | 雨宮日誌

 雨宮日記 4月19日(土) どうなるウクライナの革命権 

 ウクライナの事態は、かなり危ない状態です。ロシア・プーチン政権が送り込んだ軍事要員が動いていることは明白ではないでしょうか。

 今や、ウクライナ軍がロシア寄りの「占拠者」強制排除ができるかどうか、その強制排除を口実に。「ロシア人から支援要請があった」として、ロシア軍が軍事侵入するかどうかが焦点になってきました。

 戦争はもうすでに始まっているのでしょうか。

 プーチン政権は、「大統領を実力で追い出したウクライナ新政権は、クーデターによる非合法政権だ」と言ってますが、ロシアの脅迫に従って西欧との協定を破棄した大統領に国民が怒って追い出した、革命権の行使にすぎません。

 実力で追い出す革命がだめなら、そもそも選挙で移行したのではないソ連崩壊もだめで、1917年の2回のロシア革命もさらにだめで、プーチン政権はロシア皇帝の子孫に国を返さねばなりません。
 アメリカ政府はイギリスの植民地に戻ります。
 日本は徳川氏に大政奉還せねばなりません。

 アメリカ革命の独立宣言から以下、一部を引用します。

 「われらは次の原理が自明であると信じる。すなわち、すべての人間は平等につくられ、造物主によって一定の譲り渡すことのできない権利を与えられていることこれらの権利のうちには、生命、自由、幸福の追求が含まれていること。
 また、これらの権利を保障するために、人間のあいだに政府が組織されるのであり、これらの政府の正当な権力は、政治されるものの同意に由来すること。さらに、どのような形態の政府であっても、これらの目的をそこなうようになる場合には、いつでも、それを変更し,廃止し、そして人民にとってその安全と幸福をもっともよくもたらすと認められる形態で政府の権力を組織することが、人民の権利であること。」

 以上、引用終わり。 引用は芝田進午さん編著『人間の権利 アメリカ革命と現代』(国民文庫、大月書店、1977年)から