雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

ことばと詩 8 小林多喜二「闇があるから光がある」 20190519

2019年05月19日 15時00分26秒 | ことばと詩


ことばと詩 8 小林多喜二「闇があるから光がある」 20190519

 友人から有料で譲ってもらった『小林多喜二全集(全7巻)』の「第7巻」p335に
恋人田口瀧子さん宛ての手紙がある。

 1925年3月2日付けの冒頭で小林多喜二さんは、こう語りかける。

 「「闇があるから光がある」
 そして闇から出てきた人こそ、一番ほんとうに光の有難さが分るんだ。世の中は幸福ばかりで満ちているものではないんだ。不幸というのが片方にあるから、幸福ってものがある。そこを忘れないでくれ。
 だから、俺たちが本当にいい生活をしようと思うなら、うんと苦89しいことを味ってみなければならない。」(p334)

 「闇があるから光がある」と「」で引用しているので、何かの引用文だとは思うが、全集の編集者は非常に寡黙な方なので、何も書いていない。

 小林多喜二さんは、当時22才で小樽在住、『クラルテ』という同人雑紙を出している。「クラルテ」はフランス語で「光 ひかり」という意味でアンリ・バルビュスの小説『クラルテ』は有名なので、その引用の可能性もありそうだ。

 何か確かなことが判ったら書きます。

 もちろん闇と光は物理学的な光と闇、昼と夜のことではありません。「世の中」の闇と光、心の闇と光のことです。

 闇と光について、いくつか書けることを書こうと思います。

 


雨宮日記 2019年5月19日(日) 雲が東から西へ流れてる

2019年05月19日 14時59分50秒 | 雨宮日誌


雨宮日記 2019年5月19日(日) 雲が東から西へ流れてる

 2階のボクと則子さんの部屋から南側が見渡せます。昼閒、青い空に白い雲が浮かんで、風に乗って西から東へ流れていきます。

 ところが今日は、雲が珍しく東から西へ流れています。

 珍しいことなので感覚が異様に感じます。物理的にはあたりまえですが、日常感覚がついていかないってこと、あるのですね。

 お昼前、にわか雨がありましたが、午後はきれいに晴れました。