雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

本と映像の森 210 北森鴻さん『虚栄の肖像』文春文庫、2010年

2012年06月02日 18時45分14秒 | 本と映像の森

 本と映像の森 210 北森鴻さん『虚栄の肖像』文春文庫、文藝春秋社、2010年(平成22年)9月10日第1刷、274ページ、定価552円+消費税、単行本2008年9月文藝春秋社刊

 北森鴻さんの別シリーズ、花屋で絵画修復者、佐月(さつき)恭壱(きょういち)が主人公です。副主人公として、あの「狐」が出てきますが、あくまでも依頼者としてで、佐月恭壱さんが、絵画の修復に絡んで美術品の謎に挑みます。

 「虚栄の肖像」「葡萄と乳房」「秘画師異聞」の3作です。

 北森鴻さんの古美術小説の見所は、修復のディテールでしょうね。

 絵が問題なのではなく、人間の思い、人間の欲望がからまって、時には事件を引き起こします…。

 

 本と映像の森 191 北森鴻さん著『孔雀狂想曲』集英社、2001年 - 雨宮 ...


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