戦争と平和 29 ステルス戦闘機F-35はレーダーで見えない? 20190526
三沢基地の航空自衛隊ステルス戦闘機F-35が海に墜落したのは4月9日。いまだに機体の一部が見つかっただけでパイロットの遺体と機体の大部分は見つかっていない。
墜落の時、新聞に奇妙な記事が出た。ボクは奇妙だと思うので以下に紹介する。
『中日新聞 4月10日(水曜日)』(29)面「F35Aが同基地の東方約百三十五㌔付近の太平洋上を飛行中、レーダーから機影が消えた。」
『赤旗 4月11日』(1)面「レーダーから消え連絡が取れなくなりました。」
つまり、味方のレーダーで味方の「ステルス機」は見えるのです。それでは簡単に敵にミサイル攻撃されてしまうでしょうと思うのですが。
新聞が同じ表現なので実際に三沢基地のレーダーで「機影が消えた」のではなく、実際には見えていなかったが「そう発表しろ」という上からのお達しで防衛省発表がそうなったという可能性はある。
雑紙『軍事研究』にチベットに新規配備された中国空軍のステルス機がインド軍のレーダーに捕捉されたという話も載っていた。
それはフェイクもあり、擬装もあり、タヌキとキツネの化かし合いのような話だ。ほんとうのところは判らない。
「矛 ほこ」と「盾 たて」のような真実が定かでない話です。
いちばん威力が増して欲しいのは「味方の攻撃力」と「味方の防御力」で、いちばん威力が減って欲しいのが「敵の攻撃力」と「敵の防御力」。
ところで浜松基地の航空自衛隊エイワックスのレーダーでF35ステルス機は見えるのでしょうか?
エイワックスのレーダーで中国空軍のステルス機は見えるのでしょうか?