新・本と映像の森 241 長谷川裕一『轟世剣 ダイ・ソード 1』講談社漫画文庫、2003年
421ページ、定価本体760円。
学園ものSFマンガ。傑作だと想います。
ある冬の朝、九江洲中学の生徒550人は校舎ごと異世界へ飛ばされる。というと、あの「漂流教室」的シチュエーションだけど。こちらは怪物と魔法全開。
主人公たちの苦闘と成長、そして絆がメインだと想う。
主人公たちの中心は百地央太(ももちおうた)と神の武器の1つ「ダイ・ソード」
央太は、みんなを守るためにダイ・ソードを使いこなすことを迫られる。
異界の少女ユーリナと生徒会長の少女千導今夜(せんどうこよい)。ボクは、この生徒会長ファンです。名前がいいですね。「今夜、千人を導く」。
それと火山島のロボット工学者・ペンギンのガブ・マオリ。
少女たちがみんな可愛いです。少年たちも個性的でおもしろい。
写真はマンガの1シーン。
これは第1巻で復刊本で4巻まであります。2~4巻で戦闘シーンに傾きすぎかなという感じもないではないです。