雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

本と映像の森 298 ゆうきまさみ『白暮のクロニクル 2』小学館

2014年05月21日 18時36分38秒 | 本と映像の森

本と映像の森「298」です。記念すべき「300」番目は何にしようかな。やっぱり、あれですうね。「あなたが無人島に本を1冊だけ持っていっていいとしたら、どの本を選びますか」。

回答は「本と映像の森 300」で 

本と映像の森 298 ゆうきまさみ『白暮のクロニクル』小学館、2014年5月

 ゆうきまさみさんの『白暮(はくぼ)のクロニクル』の第2巻「霧の中の輪舞(ロンド)」です。第1巻で登場した不老不死の「息長(おきなが)」。

 不老不死で心臓を直撃されない限り、死なない。しかし、太陽の光には弱く、長く日射を浴びると死んでしまう。人の血を呑みたがる‥‥って、パンパイア・パンパネラ・ポーの一族ですよね。

 少年の姿のまま生きて88年、みかけは少年の殺人事件マニア・雪村魁(かい)の過去が明らかになります。

 もうひとりの主人公、厚生労働省に入りたての伏木あかり、その上司久保園さん、さらにその上司・竹ノ内との3人のやりとりも面白い。

 竹ノ内「久保園さんのその楽観性には救われてますよ」
 久保園「私の悲観性は髪の毛1本1本に宿って昇天していくんです」
 竹ノ内「久保園さん酔いましたか?」
 久保園「いいえ。まったく」シャキッ
 竹ノ内「くっくっくっくっくっ」
 久保園「おや、笑ってますね。あなたの方が酔ってらっしゃる」

 もう1つの3人組、等々力(とどろき)に住む雪村魁と、屋敷の女主人「按察使」・妖艶な薫子さんと執事の実藤(さねとう)さんのやりとりも絶妙で、楽しい。

 薫子「だから雪村く~~ん。君はあたしの使用人みたいなものよ。
    うふふ、きれいな肌。」
 雪村「ちょっとやめてくんないかなぁ、そーゆー変な誘いは」
 薫子「堅苦しいのは生まれ付き?それとも‥‥」
 雪村「さ、実藤さん 呼ぶぞ」
 薫子「堅苦しいのは ズボンの中だけになさいな」

  舞台は現代と1945年とが交互に展開し、1945年、神戸から沖縄へ舞台は移る。そこで日本軍隊に(じぶんからか)組み入れられていたた竹ノ内は、普通の少年だった雪村に戦場で合うのだった。

 戦場で瀕死の重傷で倒れていた雪村に。

   ☆
 
 そういえば、2巻の最初であかりが魁の頬をひっぱたいた夢が出て来ますが、2巻の後の方で、神戸で一書に逃げた幼なじみの棗(なつめ)にも、同じようにほおを引っぱたかれますね。

 これは、魁があかりに魅きつけられる宿命ですかね。「棗ちゃんに叩かれたみたいに、あかりにも叩かれた!」

 魁、お前は「マゾの宅急便」か・・・・。


雨宮日記 5月20日(火)の4 だんだん38年間の溜まった愚痴と欲求解消みたいになってきました

2014年05月20日 19時21分12秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 5月20日(火)の4 だんだん38年間の溜まった愚痴と欲求解消みたいになってきました

 なにしろ、ぼくの転換点は、「あのとき、きみと出合ってしまった」という瞬間に、その後の人生が確定してしまったわけです。

 則子さん、いわく「確定したのは、あなたが自分で選んだんでしょ」

 ぼくいわく「それはそうだけど、ぼくを、それだけ魅惑した、則子さまの責任は、あるでしょ」

 則子さま「あなたが、わたしのフェロモンに引きつけられて寄ってくるのは、あなたの意志でしょ?」

 ぼく「それはそうかも知れないけど、ボクが選んだんじゃない、ってことは理解して欲しいな」

 そうだ。ボクは則子さんに、選ばれたんだ。

 はい、そういうことです。幸せ。ほとんど、バカですね。

 この問題、自伝で詳しく詳論します。ぼくの人生の必然性と偶然性の大問題ですから。則子さまと生きてきた自分の人生は、後悔はしていません。

 弁証法的概念。自分で選んだけど、自分で選んだのではない。あれもこれも、ということ。

 


雨宮日記 5月20日(火)の3 「いただきます」は誰へ言いますか?

2014年05月20日 19時06分08秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 5月20日(火)の3 「いただきます」は誰へ言いますか?

 昨日、夕食の時、ぼくが「いただきます」と言ったら、則子さんが「どうぞ」と言うので、つい、余計なことを言ってしまいました。

 「「いただきます」と言うのは「食べ物である、あなたの命を、すみませんが、いただきます」という意味で、料理を作ってくれた則子さんに言った訳でも、農業者の方に言ったのでもないよ」と解説したら、則子さんは「あなたは、ほんとに、取り扱いの難しい、やっかいな人ね」みたいな表情で、返事をしてくれませんでした。

 はい、ごめんなさい。そういう難しい秘書・参謀・事務局と、なんと今年まで38年も、ガマンして使ってくれた、則子さまの広い心には、心から感謝いたします。

 そうかあ、あと2年で40年なんだあ。

 やっぱり、40年の2016年には則子さんとぼくの40年史「青い地球とオレンジの花」を書き上げないといけないですね。今から書き始めます。

 でも、この「感謝」といいうことは、真実であると思います。

 そういう感謝の心のない人は、安倍さんや、プーチンさんみたいに、他人を搾取して、侵略して、なんの躊躇もない、攻撃的な人になります。あなたも、ぼくも、気をつけよう。

 


雨宮日記 5月20日(火)その2 夕食を作って父と2人で食べました

2014年05月20日 18時54分27秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 5月20日(火)その2 夕食を作って父と2人で食べました

 則子さんは午後3時半頃、「行ってきます」「行ってらっしゃい」と仕事にでかけて、同居の次女は、まだ帰って来ないので、夕食は、ぼくと91才の父と2人で食べます。

 父のために上島6丁目の「知久屋」で買って来た「アジのサバ煮」をお湯で暖めて、則子さんの作ったお芋などの煮物をレンジで温めて、則子さんの作った「具の多い汁」(そういうのは「愚」だと言ってるんですけど)を暖めてよそいます。

 自分の好きな炒め物を自分で炒めて、自分の好きな醤油味にして食べます。

 ぼくは、あっという間に食べて「ごちそうさま」と席を離れます。父は「智彦は、むかしの軍隊みたいな食べ方だな」と言ってます。

 父が食べ終わってから、ぜんぶ冷蔵庫に片付けて、それから昨夜のお風呂の水を流して、ゴシゴシ洗います。ぼくの日課です。

 それから、雨戸を閉めて、洗濯物があれば、洗濯機に放り込んで洗剤を入れて、スイッチを入れます。

 むかし、2人の娘が小さい頃は、ぼくが炊事や洗濯をしていたのですが、やっぱり小さい頃の事って覚えてもらえませんね。もう少し大きくなってからも続けるべきでした。残念。


雨宮家点景 その1 雨宮家の台所 主のいないさみしい瞬間

2014年05月20日 18時48分41秒 | 雨宮家の物

雨宮家点景 その1 雨宮家の台所 主のいないさみしい瞬間

 台所というものは、食料を調理して人間が食べれるようにして、みんなで朝食・昼食・夕食と43回、「みんなでいっしょに食べる」楽しい(?)時間ですから、誰もいない、空っぽの台所は、台所として機能していない、さびしい時間帯です。

 でも、台所って24時間のうち、人がいない時間の方が多い、さみしい場所なんですね。

 たぶん、則子さんは、こういう写真、アップされるのはイヤかも知れません。いや、絶対にいやだ、と断定する。だから、みなさん、則子さんには「絶対」内緒にお願いします。

 あなたは「守秘義務」があります。秘密保護法には該当しませんが。


雨宮日記 5月20日(火) 午後、則子さんは夜勤で出かけた

2014年05月20日 16時06分29秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 5月20日(火) 午後、則子さんは夜勤で出かけた

 扇風機を押し入れの奥から出しました。

 平和行進の準備で、則子さんは忙しいです。ぼくにも、アレ書いて、これを打って・・・・。

 午後4時から夜勤で出かけて、家は静かになりました。

 


雨宮日記 5月19日(月) 久しぶりに則子さんと馬込川を散歩しました

2014年05月19日 21時00分04秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 5月19日(月) 久しぶりに則子さんと馬込川を散歩しました 

 今日は則子さんはお休みです。午後2時から、それぞれ別々の用事があったのですが、お昼を食べてから、久しぶりに則子さんと馬込川を散歩しました。

 もう初夏なので、冬鳥はもういません。オオバンたちは東日本へ、ヒドリガモたちはシベリアへ移動してしまって、川面は寂しいです。

 と思ったら、ウが1羽、潜ったり浮いたりして魚を食べていました。

 見た鳥は、ツバメ、カラス、スズメなど。

 見た植物は、ナズナ、タンポポ、チガヤ、コバンソウなど多数。もう花の名前も思い出せないのもいっぱいあります。里山時代が懐かしいです。あのころ、午後、別の予定がなければ、浜北の里山に1人で車を走らせてましたね。10年近く。自伝「青い地球とオレンジの花」で書きたいと思います。

 もちろん「青い地球」はぼくのことで、「オレンジの花」は則子さんのことです。

 あのころのことは、草の匂い、鷹の飛翔、タマムシのきらめき、風のざわめきのように、記憶に刻まれています。幸せな時代でしたね。でも、いつか、それに別れを告げて、爆弾が炸裂し、精神が殺されていく残酷な社会の戦場に戻っていかないといけないのですね。

 その決断を則子さんと共にした時が、ぼくたち2人の長く続いた浜北との関係を切断する、とても悲しい決断の時でしたね。

 どんなに魅力的で素敵な場所であっても、そこにくっついてしまう憑依霊になってはいけないという判断でしたね。

 いつでも、そこでたたかうか、そこから別の場所でたたかうか、自由な判断ができるようにしていたいと思います。

 「そこでたたかえ」「逃げるな」というような素朴単細胞な判断は、たぶん間違うことになると思います。つねに間違いとは言えませんが。

 いま、次女が、そういう決断を迫られているようで、いろいろ話をしています。決断をするのは次女で、ボクではありません。

 ぼくは次女の決断を判断できません。自分のことではないですからね。ぼくのできることは、支援とアドバイスだけです。

 自分で考えて、最善と思う決断をすればいいと思うよ、と言うだけです。

 「がんばれ」とも「頑張るな」とも言えません。親というのは、苦しく、さびしい存在です。子どもを幸福に出来るというのはウソです。幸福になるかどうか、子どもの権利と責任ですから。親は介入できませんし、介入したら、子どもの行為になりません。

 これからはTさん(長女)やアイさん(次女)の時代です。ぼくや則子さんは指図も命令もしません。できません。同じ世代のひとたちと、力と知恵を合わせて、新たな未来を創造してください。それを望みます。

 そのために必要なものは、徹底的な客観性です。それに、ぼくのファイルが役立つといいのですが。

 

 


本と映像の森 297 毎日新聞取材班『発掘捏造』新潮文庫、2003年

2014年05月18日 19時37分35秒 | 本と映像の森

本と映像の森 297 毎日新聞取材班『発掘捏造』新潮文庫、2003年

 例のSTAPP細胞「事件」を見ていて、思ったのは「旧石器偽造事件」と似ている、ということです。もちろん、中身は大違いですが、その解決の仕方が似ているのです。解決にはなっていませんが。

 旧石器遺跡発掘の現場で、驚異的な確率で「旧石器」を発掘して「神の手」と呼ばれるアマチュア考古学者・藤村新一さん。

 その「発見」に「Oパーツ」「縄文石器だ」と疑惑の声をあげた何人かは学界に黙殺され、なんら、学問的対応をされず冷遇視された。

 疑問をもった毎日新聞特別取材班は、発掘現場の早朝、隠れて撮影を準備する。

 何度かの空振りを経て、2000年(平成12年)10月22日早朝の、宮城県上高森遺跡で取材班が撮影したのは、藤村新一さんが一人で発掘現場に現われて、そこにしゃがみこんで石器を埋めていく、リアルな姿だった。

  ☆

 問題は、それが報道されて、藤村新一さんが関わった旧石器はほとんどだめとなったとき、藤村さんの身近にいた「専門家」「プロ」たちは誰1人として責任をとらず「ぜんぶ、藤村が悪い」「私はだまされただけ」と全力で逃げたのですね。そして、今でも「専門家」「プロ」で、のうのうとしている。それが許せません。

 だまされたのなら、あなたはプロの資格がないです。「おれおれさぎ」に騙されて「私はおれおれさぎ問題の専門家です」とは誰も恥ずかしくて言えないはずです。

 なんというハレンチ。廉恥心がないんですね。

 関係者のその後を追うのも面白いかも。


雨宮日記 5月18日(日) 則子さんの実家へ次女と行きました

2014年05月18日 19時22分17秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 5月18日(日) 則子さんの実家へ次女と行きました

 初生の則子さんの実家へ、次女が「お父さん、車で行ってくれる?」というので、実家の則子さんの弟のお嫁さんと次女は、マンガの貸し借りをしているので、返す「少年ジャンプ」と貸す「鋼鉄の錬金術師」全29巻を積んで初生へ行きました。

 2時間近く、いろいろ、それぞれの職場の「困ったちゃん」の話や衰える視力などの話で盛り上がりました。

 帰って来たら4時半近く。ぼくは父の食べ物を買いに行き、次女は食事をつくり始めました。

 帰ってくると、お汁・貝・イカが作ってあって、ぼくがあじのテンプラと、刺身だったので「海のものばっかだね」と言ってました。

 則子さんは遅番なので、午後7時近くに帰宅。明日はお休みです。

  ☆

 午後7時32分。猫が「恋の要求」を歌にしていて、うるさいです。あ、まただ。


本と映像の森 296 アイザック・アシモフ、福島正実訳「鋼鉄都市」

2014年05月18日 18時54分34秒 | 本と映像の森

本と映像の森 296 アイザック・アシモフ、福島正実訳「鋼鉄都市」ハヤカワ文庫、1979年、原著1953年

 アシモフの有名なSF推理小説、下記の「はだかの太陽」の直前のストーリーです。未来の地下都市ニューヨークの市警のイライジャ・ベイリは、殺人事件の捜査を引き受けるはめになる。しかもヒューマノイド型ロボットと組んで。

 物語では宇宙へ植民してから地球へやってきた「地球出身の宇宙人」の支配下にあり、宇宙人とその技術であるロボットは、地球人の怨嗟の的にある。 

 その宇宙人の滞在する「宇宙市」でロボット学者が殺されるという前代未聞の大事件が起きる。

 オーロラ星で生まれたヒューマノイド型ロボット、ダニエル・オリヴォーの「最初の」事件。ベイリは、ダニエルと組んで奇々怪々なこの殺人事件を捜査しながら、未来を閉ざされている地球人の行くべき道を考え始める。

 犯人を立証する3つの条件は、動機とチャンスと方法そして証拠、その4つです。

 面白いのは、ベイリが中々、真実にたどり着けず、ダニエルがロボットか疑ったり、ロボット三原則が適用されない場合があるのではと考えたりして迷い道に入ることです。しかもロボットさみー破壊事件の主犯として逮捕されそうになる。

 ベイリが最後にたどりついた犯人、動機とチャンスと方法は分かったが、証拠が見つからない。ロボット破壊事件の主犯として疑われ、窮地に陥ったベイリは・・・・。

本と映像の森 185 アイザック・アシモフさん『はだかの太陽』ハヤカワ文庫

  ☆

 あと4回で「本と映像の森 300」になります。松岡正剛さんの1000冊以上には遠く、内容も遠く及びませんが、長生きできれば、数千冊くらいは紹介できるかも知れません。


雨宮日記 5月17日(土)の2 政治は暗くなっても庭のバラは咲く

2014年05月18日 00時48分12秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 5月17日(土)の2 政治は暗くなっても庭のバラは咲く

 庭(というほどの広さではないけど)のバラが今年はきれいにたくさん咲き出しました。今年は、則子さんが、おとなりにやり方を聞いて、剪定をしました。

 写真では見えにくいですが、まだ赤いつぼみがたくさんあります。


雨宮日記 5月17日(土) ウクライナ・ベトナム・インドで大きな動き

2014年05月18日 00時27分50秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 5月17日(土) ウクライナ・ベトナム・インドで大きな動き、こえらはどこへ行く?

 インドで総選挙結果、インド人民党が単独過半数。相手の失政と経済的期待というのは、日本の安倍政権の単独過半数と似ています。

 安倍首相のように、モディ首相も政権につくとキバをむき出すのでしょうか。何よりコワイのは、インドがかかえる多数派のヒンズー教徒と少数派のイスラム教徒との対立です。これにイスラム国家のパキスタン・イスラム共和国との対立がからんできます。

 しかも、以前のインド人民党などの連合政権は、1996年から2004年まで政権につき、この間、1998年のインド史上2回目の核実験やパキスタンとの戦争も覚悟するような緊張状態をつくった政党です。

 つまりモディ氏は、もともとヒンズー至上主義の人です。この点も「日本至上主義」の安倍さんと極めて似通っています。

 それにインドもパキスタンも核兵器保有国です。

 そして、拡張至上主義の中国の無茶な行動が逆にベトナムで中国人の帰国をもたらし、むかしもこういうことありましたね。あのあと、ベトナムと中国と戦争になったですね。

 そして、ウクライナではロシア派による銀行襲撃。不安定化。

 日本の行動も含めて、世界は帝国主義化しているという予感がします。ちがう言い方でいうと、経済的に恐慌が近づいている時は、その矛盾を恐慌ではなく、戦争によって逸らそうとする選択がありうると、経済学者の久留間鮫造さんも第2次大戦前に予言して、あたってしまいました。今回も、当たるのはいやですね。

 


遠州古代史ニュース 菊川町の「南山浅草観音堂横穴」古墳の展示会

2014年05月18日 00時18分50秒 | 遠州古代史

遠州古代史ニュース 菊川町の「南山浅草観音堂横穴」古墳の展示会

 5月16日から18日、つまり明日日曜日まで、菊川町の「小笠南地区コミュニテイセンター」(みなみやま会館)で開かれています。

 昨年、南山浅草観音堂の北側の丘陵地で昨年末に発見され、今年3月に調査がおこなわえれ、7世紀の横穴古墳と分かりました。

 発掘物の土器などの出土品約80点と、写真約50枚が展示されています。

 気になるのは「南山浅草観音堂」というのが東京の浅草観音の分院だということ。浅草観音が朝鮮からの渡来人の「ひのくま」氏と関連有るのは森浩一さんの著作にあるとおりです。

 豊橋から浜松の付近も「ひくま」です。

 菊川町のあたりに「ひのくま」氏が古代からいたのか、それとももっと後の話なのか。興味深いです。


戦争と平和 安倍晋三首相の「集団的自衛権」「戦争」「平和」のウソと真実

2014年05月16日 19時34分50秒 | 戦争と平和

戦争と平和 安倍晋三首相の「集団的自衛権」「戦争」「平和」のウソと真実

 安倍首相は、5月15日、首相官邸で記者会見し、集団的自衛権の行使を容認するという解釈改憲の考えを表明しました。

 ぼくはこう思います。

 1、平和を守るために戦争をしなければならない、というのは根本的自己矛盾で、説明不能な自家撞着です。

 平和を守るためには平和に留まらねばなりません。自衛隊員もそれを望んでいます。自衛力というのは、その能力によって、戦争を阻止するということです。

 2、集団的自衛権というのは、本来は敵を持たず、その地域の全国家が参加して、他国を攻撃する国にたいして、その時点で、集団的に自衛すると言うことです。

 安倍首相のいう「集団的自衛権」はこれとは全くちがいます。「ある国を敵国とする軍事同盟」であって、最初から「A国」「B国」を敵国として除いて、それ以外の国で「軍事同盟」を作っているのです。

 その代表的例は「日米安保条約」です。もちろん「日米安保」では、仮想敵国は、条約文では明示されていませんが、戦後ずっとソ連、ソ連崩壊後は、北朝鮮・中国であることは、誰も否定し得ないのではないでしょうか。

 国民は戦争を望みません。平和を望みます。そのための、あらゆる努力を、ぼく、雨宮智彦は、協力し合える人たちと、もちろん則子さんと手を取り合って、努力したいと決意します。

 『中日新聞 5圧16日(金)』付け、全紙面をごらんください。全紙面が「反戦争」特集になっています。編集部の決意が伺えます。心から、敬意を表します。平和の同士へ。