雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

本と映像の森 295 日高敏隆『春の数え方』新潮文庫、2005年

2014年05月16日 18時02分25秒 | 本と映像の森

本と映像の森 295 日高敏隆『春の数え方』新潮文庫、2005年(平成17年)、231ページ、定価400円+消費税8%

 昆虫の話が多いですけど、花と昆虫がだましあい、結果として「共生」しているとか、モンシロチョウとアゲハチョウの違いとか、「春の迎え方」が面白いです。

 孔雀の雄はなぜ美しいか、とか、ニューヨークの超高層ビル街のハヤブサとか(これもはやぶさの勘違いなんですね)もおもしろいです。

 人間の分析・解明には、人間のことだけ研究していてもわからない。人間社会がそこから出てきて、ベースにしている動物・生命のことを解明しないとと思います。

 それで、最近は、生物学にはまりこんでいます。

 次回はさる論かな。


雨宮日記 5月15日(木)の2 ウインドウズXPとエクスプローラーは危険

2014年05月15日 20時03分03秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 5月15日(木)の2 ウインドウズXPとエクスプローラーは危険

 4月末から5月最初にかけて、新聞記事とネット記事が、かけめぐりました。つまり、パソコンの基本ソフトウインドウズXPと、ネットの基本ソフトインターネットエクスプローラー、その両方が危険です。

 対応は、XPは使わない、使うならMSサイトから、防護ソフトをダウンロードすること。エクスプローラーは使わない、Googleの「クローム」などを使うこと。

 重要データは、ネットで使うパソコンには入れないこと。そうすれば、いくらデータを盗まれても安心です。

 なお、ネットパソコンと、ネットにつながないパソコンを、メモリーなどでデータ接続を、絶対にしないこと。流れが出来れば、データ流出の危険性も生じます。 

 

 

 

 

 


雨宮日記 5月15日(木) 聖木曜日で雨宮家は豪華な食事です

2014年05月15日 19時45分50秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 5月15日(木) 聖木曜日で雨宮家は豪華な食事です

 冗談です。「聖木曜日」なんてありません。ボクが作った食事(一部、早出町のかきこや市販)に、則子さんがさらに数品、作ってくれたので豪華になっただけです。

 ぼくの基本としては、簡素な食事、短い食事時間です。丹念によく噛んで食べると、消化が良くなりすぎるので、よく噛んで食べない方がいいと、ものの本にでていました。それは論理的だと思います。

 キリスト教では「聖金曜日」というのはありますね。電子辞書で検索したら出てきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


雨宮日記 5月14日(水)の1 今日もわが家はうるさいです

2014年05月14日 19時26分30秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 5月14日(水)の1 今日もわが家はうるさいです

 則子さんは今日は全休み。昼間、中田町に住んでいる(わが家からバイクで10分くらいのすぐ近く)長女の子育て支援で出かけました。

 ぼくは毎週、水曜日の、ボランテイア作業で夕方でかけて、必要な作業と届けをして帰って来ました。

 もうビール(350ミリリットル、のどごし生)とお酒を飲む体制に入りながら、ブログを打っています。

 いま午後7時27分、もうじき雨になりそうです。中区十軒町のわが家の頭上を、航空自衛隊浜松基地のT4ジェット練習機が「夜間飛行訓練」、通称「タッチ・アンド・ゴー」、つまり夜間に着陸して車輪が滑走路に「タッチ」したらエンジンをふかして離陸、なんどでも着陸・離陸を繰り返すという、基地周辺住民にとっては、なんとも過酷な、迷惑な訓練です。

 これが毎月、何日かあります。さらに767改造のAWACSのタッチアンドゴーもあります。

  ☆

 NHKFMの午後7時半からのクラシックを聴いています。カザルス指揮のモーツアルト「交響曲 第40番」、すごいいいですね。

 


雨宮日記 5月13日(火) うるさかった平和行進実行委員会

2014年05月14日 18時57分26秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 5月13日(火) うるさかった平和行進実行委員会

 則子さんは朝9時までの夜勤で、午前10時過ぎに帰ってきました。しばらく家事をして昼食を準備してくれてから寝ました。

 ぼくは父と昼食を食べてから、午後、車で1人で共同法律での浜岡原発裁判西部の会事務局会議に出かけました。

 今後の広い運動と、裁判の書面整理、浜岡原発パンフについて、かなり綿密に議論しました。総会で新たに加わったSさんの作ってきてくれたケーキおいしかったです(減糖中なんですけど…)。

 Sさんが「ソフトな優しいちらし欲しいです」というので、全員賛成。「Sさん、考えてください」ということになりました。

 夜は、則子さんと車で出かけました。今年も第4回目の原水爆禁止平和行進西遠実行委員会でした。会場が、浜松基地の延長線上、しかも真上をゴーッと通り過ぎていく感じの2階にあるので、ジェット練習機T4の音が凄くうるさかったです。

 あと本番までに実行委員会をあと1回、連絡は無数に則子さんが取っています。則子さんが静岡県実行委員会と西遠の各地・各網の目行進とのかなめの連絡ターミナルの位置にあるので、上からも下からもしょっちゅう携帯に電話が入ります。

 帰り、車でYさんを志都呂まで送って、車中で、Yさんが最近行った沖縄の話をいっぱい聞きました。久米島の沖縄戦後も2年間ガジュマルの樹の上で過ごして助かった人とか、日本軍に処刑された朝鮮人の話とか、ガマ(鍾乳洞)にこもって1人の犠牲者も出さなかった話とか。

 あるいは米軍ヘリが夜、全部燈火を消して飛んでいる、つまり実戦的訓練をしているとか、配備された最新鋭ヘリ・オスプレイ(みさご)の音が超低音で「内臓がねじれるような」音だという感覚とか…静岡県も、富士山のふもとの東富士演習場でオスプレイが演習しようとしているんですよね。そんなこと許されないと思います。

 いま南シナ海でチャイナ政府が強硬姿勢に出ているのですが、チャイナ政府は、またあの悲惨な戦争をしたいのでしょうか。

 (ぼくは「中国」という表記を止めます。こちらから「中心の国」という思想をしてあげることはないですから。英語で「チャイナ」をカタカナで表記すればいいと思います。)

 


本と映像の森 294 レーニン「カール・マルクス」より真理論

2014年05月12日 14時43分18秒 | 本と映像の森

本と映像の森 294 レーニン「カール・マルクス」より真理論


 マルクス主義を考える ① 真理とはなにか

 レーニン「カール・マルクス」(1913年執筆)、「マルクスの学説」より引用

 「マルクス主義とは、マルクスの見解と学説の体系である。マルクスは、人類の3つのもっとも先進的な国に属する19世紀の3つの主要な思想的潮流の継承者であり、天才的な完成者であった。この潮流とは、ドイツの古典哲学、イギリスの古典経済学、一般にフランスの革命的諸学説と結びついたフランス社会主義である。マルクスの見解は、彼の敵でさえ認めているように、すばらしく首尾一貫した全一的なものであって‥‥」1965年発行の大月書店、国民文庫版p14~15

 レーニン「マルクス主義の3つの源泉と3つの構成部分」(1913年執筆)より、同じく、p84~85

 「マルクスの学説は、正しいので全能である。それは、完全で、整然としていて。どんな迷信、どんな反動ともあいいれず、ブルジョア的圧制を擁護することにはおよそあいいれない全一的な世界観を人々にあたえる。」

 ぼくの見解

 ぼくたちにとって「正しい」とは相対的正しさであり、その範囲・時代を超えたら「正しい」かどうかはわかりません。ゆえに「正しいから全能である」という判断は「正しくない」判断です。

 「マルクスの学説は「正しいから全能である」というのは誤りであり「マルクスの学説は相対的に正しいが、科学であるから、全能ではないし、全一的でもなく、個々の科学的判断で修正することができる」と規定すべきである。でなければ科学ではなくなってしまう。

 「すばらしく首尾一貫した全一的なもの」にその時点で見えたとしても、それは具体的に論証しなければならないし、つねに全一的ではありえない。

 「マルクス主義とは、マルクス及びマルクスの見解と学説を相対的に科学的で正しいと認め、その科学性を継承しようとする後継科学者たちの見解と学説の体系である。」

 「マルクスを自分だけが継承・発展させたと称するスターリンや毛沢東は、当然このなかに入らない。レーニンや雨宮智彦など、個々の個人や集団がこの中に入るかどうかは、当然、その個人・その集団自身の判断だけでは決まらない。」入りたいと努力していますけど。


 マルクス崇拝は、マルクス主義者では、まったくない。科学的社会主義ではない。宗教的社会種主義である。マルクスを絶対的に崇拝するのはマルクス教徒である。ぼくは「マルクス教徒」では、ないです。宗教を批判しているのではありません。宗教者の方でも、ぼくは現実の課題で、一致点で共闘しています。ただ、ぼくは宗教者ではないです、という客観的な事実を述べています。

 何かの文献を読んで、即、時間差なしに、「これはすばらしい」と絶賛するのは科学的な具体的検討を経ていないから、当然それは宗教であって、科学ではありません。

 科学的検討には、文献批判・具体的実験など、一定の時間が必要である。そこに自分の時間と自分の費用を投入する決意も必要である。

 そこに、自己を投入する決意抜きに、科学は存在できない。

 エンゲルスは、デューリング反論のために、そういう決意をするのに、かなりの時間が必要であったのは、エンゲルスが自分で書いたように、よく知られている。

 なぜ、レーニンの1913年の規定がこうなったか、いま少しわかりかけきたので、いずれ書くつもりです。

 今、8時11分に気がついたのですが、レーニンの2論文から、昨年で、ちょうど100年ですね。

 公式文献、雑誌で、「カールマルクス」「マルクス主義の3つの源泉と3つの構成部分」100年論文を見た覚えがありません。『前衛』にしろ『経済』にしろ、無視しているのは残念です。肯定するにしろ、具体的にこういう理由で否定するにしろ。

 きちんと皆で評価しましょう。もし、評価をぼくが見落としていたら、具体的にご指摘ください。

 


雨宮日記 5月8日(木) 今年は赤いサクランボを鳥が食べに来ません

2014年05月08日 19時42分56秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 5月8日(木) 今年は赤いサクランボを鳥が食べに来ません

 毎年、家の庭のサクランボが赤くなると、あっという間に鳥が食べに来て、食われてしまうのですが、今年は、なぜか残っています。

 どういう訳でしょうか。鳥がいないのか。何かサクランボの実に異常があるのか。

 


雨宮日記 5月7日(水) 浜松中央警察へ平和行進の届け出に…

2014年05月08日 19時33分03秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 5月7日(水) 浜松中央警察へ平和行進の届け出に…

 今日は則子さんは(則子さんも)休みです。

 午後3時という約束で、浜松中央警察署に、則子さんと2人で原水爆禁止平和行進の、静岡県公安条例にもとづく「示威行為」での道路使用許可申請に行きました。

 いつもなら、午後5時には終わるのですが、なぜか今年は、やたらとコースの細かい所を修正指示してきて、なかなか終わらない。

 ぼくと則子さんは、どんなことが起こってもいい覚悟をして、夜中でもいい覚悟でいくので、いいのですが、今年は異例でした。

 警察側が「疲れませんか」「少し休みますか」と言うぐらいでしたが「いいです。疲れてませんから。」と、休み無しで訂正をして、最終、OKがでたのが午後8時20数分でした。

 もちろん、遅くまでつきあっていただいた(あるいは県警か、もっと上の中央の指示でした)3人の公安警察官の方には、ニコニコと「ありがとうございました」と挨拶して4階を後にしましたが。

 警察と安倍内閣の中で何が起きているのか、細かく分析して、必要な対応をしたいと思います。

 


雨宮日記 5月6日(火) 旧友の家に遊びに行きました。猫7匹。

2014年05月08日 19時23分14秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 5月6日(火) 旧友の家に遊びに行きました。猫7匹。

 旧友夫妻の家に久しぶりに、則子さんと2人で、いろいろしゃべりに行きました。夫婦2人と猫7匹。猫の食事代がたいへんだそうです。

 わが家は、高級野菜好きの、プチブルな兎がいて大変ですが。安い野菜には見向きもしません。

 彼は則子さんと同じ介護の仕事、介護施設の送り迎え運転手に行っているそうで、則子さんと介護の仕事の、未来について話がはずみました。

 写真は「ママ」


雨宮日記 5月3日(土) 浜松まつり第1日 ヘタなラッパ隊…

2014年05月04日 18時20分22秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 5月3日(土) 浜松まつり第1日 ヘタなラッパ隊…

 浜松祭り第1日。5日までの予定です。信じられないかも知れないけど、ぼくが子どもの頃、つまり50数年前は、5月1日から5日間やっていた記憶があります。偽記憶かも知れない。

 浜松では男子の誕生を祝って、昼間「初タコ(凧です、蛸じゃない)」を上げ、夜は男の子の自宅で「初練り」をやります。

 最近は、少子少産なので、女の子でもいいし、その自治会に棲んでいなくても親戚ならいいということという噂を聞きます。

 則子さんは、今日は、今の職場で知り合った天竜区春野町の女性の自宅へ遊びに行きました。里山かあ、わが過去を思い出して、切ない気分になります。

 夕方、帰って来て「いいとこだよお。周り、家がなくて」と言ってました。

  ☆

 夜9時頃、家の近所で初練りをやってましたが、早出町かわが十軒町か、ラッパが音程をはずすこと、外すこと…。

 浜松祭りのラッパや太鼓も、自分たちの楽しみ・発散というだけではなくて、他人に聞かせる音楽なんだということを浜松まつり関係者は自覚してもらいたいですね。

 それにしても1才前後の赤ちゃんが午後9時とは…。

  ☆

 家の近くを通った早出町の屋台を見て、次女が「あの屋台の屋根の上に乗る役、いいよね。やりたいなあ」と言ってました。

 いかに女性の地位が向上しようとも、アイさんが祭りに参加して、高い役についても、わが十軒町は屋台がないので、それは実現不可能性に属しますね。


雨宮日記 5月2日(金) 体重を5kg、胴回りを4cm減らしました

2014年05月03日 23時50分40秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 5月2日(金) 体重を5kg、胴回りを4cm減らしました

 今日、お風呂で体重計を引っ張り出して測ったら、55kgで以前の60kgより5kg減らせました。胴回りも86cmから82cmになり、則子さんがだぶだぶしないピッタリしたずぼんを買ってきてくれました。

 この前、友だちに貸したのが『炭水化物が人類を滅ぼす ー糖質制限からみた生命の科学』光文社新書、950円です。友だちから帰って来たら紹介します。


本と映像の森 293 高田裕三『鸞鳳(らんほう) 壱』<イブニングKC>、講談社、2014年

2014年05月03日 23時42分35秒 | 本と映像の森

本と映像の森 293 高田裕三『鸞鳳(らんほう) 壱』<イブニングKC>、講談社、2014年4月23日第1刷、本体581円+消費税8%

 SFコミックです。
 主人公の千木良(千木良)悠介は、17才(たぶん)。東京・浅草のファミレスでバイトをしながら、「謎の自警団」と称して自転車で謎のマスクをして街をうろつく。
 
 千木良の記憶は、自分が東京大空襲を幼児でさまよったという、とんでもない記憶だった。ところが、仮面をかぶった千木良の前に、1人の少女が現われ「あなた、生きてたの?!あの東京大空襲のとき、その仮面をかぶっていたのはあなたでしょ?」と言う。
 
 そう千木良の記憶では、自分は昭和6年生まれなのだ。

 同時に、浅草の上空で異常な光現象が始まり、そこから第2次世界大戦中のような旧式の焼夷弾が東京に降り注ぎ、東京を火の海にする。

 自衛隊のヘリの銃弾も、F15戦闘機のミサイルもその光をすりぬけてしまう。

 千木良と雨宮都となのる少女に、大財閥の娘、24才の家城浅葱(あさぎ)が接触してくる。死んだ祖父の遺言「過去から飛来する亡霊の爆撃機を、過去から来た少年少女と協力して殲滅せよ」という遺言を実行するために。

 絵柄は好きではないですが、ストーリーは最上かも。