名物マネージャーのブライアン・エプスタインが亡くなった後、
ビートルズのメンバーが
セルフマネジメント形態で作った最初の作品が
イギリスBBCで放送されたテレビ映画
「マジカル・ミステリー・ツアー」
その映画のサントラとして制作された曲に、
発表済みのシングル曲5曲を合わせてリリースされたアルバムが
映画と同じタイトルの
「MAGICAL MISTERY TOUR」
というアルバム。
コレです。
僕はリアルタイムジェネレーションではないのですが、
噂によると当時、映画の方は評価も散々だったようで、
「ビートルズ初の失敗作!」
なんて言われていたらしいです。
しかし、この、
サントラを兼ねたシングル・コンピレーション的アルバムの方は、
当時から評価も高く、
僕にとっても大好きなアルバムの一つとなっています。
この中に、
僕がこのアルバムを好きな理由の一つとなっている
お気に入りの一曲が在ります。
「The Fool On The Hill」......フール・オン・ザ・ヒル
「THE BEATLES」......ビートルズの曲というのは、
もぅ、誰に言わせても最高に素晴らしいですし、
どの曲をとっても、
最早レジェンドの領域に聳え立っているものではありますが。
その中でもこの曲は、
個人的に一際好きな一曲になっています。
ポール・マッカートニーによる「らしい」
転調とアレンジが独特の美しさを創り出していて、
そして、なんといっても歌詞が!
また際立っているようにも思います。
======================
来る日も来る日も ひとり丘の上で
男は馬鹿な薄ら笑いをして
完璧に じっと身動きひとつしない
しかし だれもその男に興味を示さない
男がただの馬鹿であるのは見て取れる
何を言っても答えないからだ
しかし 丘の上の馬鹿者は
太陽が沈んでいくのを見ながらも
頭の中の目には
世界がぐるぐる回っているのが映っている
道すがら 頭を雲の中に隠して
その男は千の声を持って話している
これ以上出せない大きな声で
しかし だれもその声が聞こえない
いや その音は男が出しているように見えるが
本人も気付いているように思えない
しかし 丘の上の馬鹿者は
太陽が沈んでいくのを見ながらも
頭の中の目には
世界がぐるぐる回っているのが映っている
誰一人 あの男に好意をもっていないようだ
人はあの男が何をしたいのかわかるが
男はまったく感情を示さない
しかし 丘の上の馬鹿者は
太陽が沈んでいくのを見ながらも
頭の中の目には
世界がぐるぐる回っているのが映っている
男は人の言うことに耳を貸さない
彼らこそ馬鹿だということを知っているから
自分が好かれていないことを知っているから
しかし 丘の上の馬鹿者は
太陽が沈んでいくのを見ながらも
頭の中の目には
世界がぐるぐる回っているのが映っている
======================
......中世末期のヨーロッパ。
「天動説で回っていた世界=ローマ教会」に向かって、
今では常識となっているコペルニクスの
「地動説」
の支持を表明し。
大声で唱え。
世界を支配していたローマ教会から異端児扱いをされ。
無期刑に処された天才物理学者ガリレオ・ガリレイ。
彼は
「天動説が正しい!」
とした権威裁判の際に、
法廷で有名な一言を残しています。
「それでも地球は動いている」
この「フール・オン・ザ・ヒル」という曲は、
このガリレオのことを歌ったものでもあります。
今日、以前にも記した知的で面白いH嬢と、
そのスタッフさん達とで、
新プロジェクトの相談をチロチロとスタジオで受けていました。
その話しが一通り終わった後、リラックスした感じで
「最近はどうなの?」
とH嬢に聞かれたのですが。
その際に突然、
僕の頭の中でこの曲が鳴り出したのでした......
その時は
「何もしてないよー。遊んでるよー(^^)」
なんて、超テキトーに答えてましたが、
どうも、最近......僕はこの「丘の上の馬鹿者」に
似た気持ちで日々を過ごしているという事に気付きました。
最近、ポチポチと全く新しい事をいくつか立ち上げ始めて、
「きっと皆には馬鹿者と言われたり、
思われたりしているだろうなぁ......」
などと思いながら過ごしていたりもして。
でもそんな自分を取り巻く環境や風景がどこか遠く、
まるで人ごとの様に映ってもいて。
現実なのにスクリーンに映る映画の様に、
どこか嘘っぽく流れていく。
そして、そんなふうに周りの風景を眺めながらも、
一心に様々な「種」を様々な場所や畑に蒔いている......
いつか、芽が出るのだろうか......
どの芽が......
出てくれるのだろうか.......
それでも馬鹿者は、
丘の上で世界を眺めながら、
くるくると動いていたりします。
最近、
「このブログを見た」
「面白かった」
......と声をかけられる事がとても多くあります。
うなぎのぼりなのかっ!?( ゜o゜)
大切な人や意外な人にそんなことを言われたりすると、
ブログのサブタイトルの通り、
なんだかとても嬉しくも思います。
馬鹿者でいるのも良いものだなぁ、と、思ったりもします。
とても感謝なのです (*゜ー゜*)ポッ
ビートルズのメンバーが
セルフマネジメント形態で作った最初の作品が
イギリスBBCで放送されたテレビ映画
「マジカル・ミステリー・ツアー」
その映画のサントラとして制作された曲に、
発表済みのシングル曲5曲を合わせてリリースされたアルバムが
映画と同じタイトルの
「MAGICAL MISTERY TOUR」
というアルバム。
コレです。
僕はリアルタイムジェネレーションではないのですが、
噂によると当時、映画の方は評価も散々だったようで、
「ビートルズ初の失敗作!」
なんて言われていたらしいです。
しかし、この、
サントラを兼ねたシングル・コンピレーション的アルバムの方は、
当時から評価も高く、
僕にとっても大好きなアルバムの一つとなっています。
この中に、
僕がこのアルバムを好きな理由の一つとなっている
お気に入りの一曲が在ります。
「The Fool On The Hill」......フール・オン・ザ・ヒル
「THE BEATLES」......ビートルズの曲というのは、
もぅ、誰に言わせても最高に素晴らしいですし、
どの曲をとっても、
最早レジェンドの領域に聳え立っているものではありますが。
その中でもこの曲は、
個人的に一際好きな一曲になっています。
ポール・マッカートニーによる「らしい」
転調とアレンジが独特の美しさを創り出していて、
そして、なんといっても歌詞が!
また際立っているようにも思います。
======================
来る日も来る日も ひとり丘の上で
男は馬鹿な薄ら笑いをして
完璧に じっと身動きひとつしない
しかし だれもその男に興味を示さない
男がただの馬鹿であるのは見て取れる
何を言っても答えないからだ
しかし 丘の上の馬鹿者は
太陽が沈んでいくのを見ながらも
頭の中の目には
世界がぐるぐる回っているのが映っている
道すがら 頭を雲の中に隠して
その男は千の声を持って話している
これ以上出せない大きな声で
しかし だれもその声が聞こえない
いや その音は男が出しているように見えるが
本人も気付いているように思えない
しかし 丘の上の馬鹿者は
太陽が沈んでいくのを見ながらも
頭の中の目には
世界がぐるぐる回っているのが映っている
誰一人 あの男に好意をもっていないようだ
人はあの男が何をしたいのかわかるが
男はまったく感情を示さない
しかし 丘の上の馬鹿者は
太陽が沈んでいくのを見ながらも
頭の中の目には
世界がぐるぐる回っているのが映っている
男は人の言うことに耳を貸さない
彼らこそ馬鹿だということを知っているから
自分が好かれていないことを知っているから
しかし 丘の上の馬鹿者は
太陽が沈んでいくのを見ながらも
頭の中の目には
世界がぐるぐる回っているのが映っている
======================
......中世末期のヨーロッパ。
「天動説で回っていた世界=ローマ教会」に向かって、
今では常識となっているコペルニクスの
「地動説」
の支持を表明し。
大声で唱え。
世界を支配していたローマ教会から異端児扱いをされ。
無期刑に処された天才物理学者ガリレオ・ガリレイ。
彼は
「天動説が正しい!」
とした権威裁判の際に、
法廷で有名な一言を残しています。
「それでも地球は動いている」
この「フール・オン・ザ・ヒル」という曲は、
このガリレオのことを歌ったものでもあります。
今日、以前にも記した知的で面白いH嬢と、
そのスタッフさん達とで、
新プロジェクトの相談をチロチロとスタジオで受けていました。
その話しが一通り終わった後、リラックスした感じで
「最近はどうなの?」
とH嬢に聞かれたのですが。
その際に突然、
僕の頭の中でこの曲が鳴り出したのでした......
その時は
「何もしてないよー。遊んでるよー(^^)」
なんて、超テキトーに答えてましたが、
どうも、最近......僕はこの「丘の上の馬鹿者」に
似た気持ちで日々を過ごしているという事に気付きました。
最近、ポチポチと全く新しい事をいくつか立ち上げ始めて、
「きっと皆には馬鹿者と言われたり、
思われたりしているだろうなぁ......」
などと思いながら過ごしていたりもして。
でもそんな自分を取り巻く環境や風景がどこか遠く、
まるで人ごとの様に映ってもいて。
現実なのにスクリーンに映る映画の様に、
どこか嘘っぽく流れていく。
そして、そんなふうに周りの風景を眺めながらも、
一心に様々な「種」を様々な場所や畑に蒔いている......
いつか、芽が出るのだろうか......
どの芽が......
出てくれるのだろうか.......
それでも馬鹿者は、
丘の上で世界を眺めながら、
くるくると動いていたりします。
最近、
「このブログを見た」
「面白かった」
......と声をかけられる事がとても多くあります。
うなぎのぼりなのかっ!?( ゜o゜)
大切な人や意外な人にそんなことを言われたりすると、
ブログのサブタイトルの通り、
なんだかとても嬉しくも思います。
馬鹿者でいるのも良いものだなぁ、と、思ったりもします。
とても感謝なのです (*゜ー゜*)ポッ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます