雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

よく、知っている

2018-06-22 00:01:28 | 感謝
気がつくと、

何かと戦っている自分がいます。

特に戦う必要など無いものに対しても?

対峙している自分に気づいたりもします。



それは、もう、

長いこと自ら理解して来ている自分であり。

付き合って来た自分でもあり。

それ以上に、

日々変化して来た自分でもあり。



僕は、

決して貧乏というわけではありませんでしたが、

裕福でユトリのあった家で生まれ育ったというわけではなく。

幼い頃から常に何かと戦っていたり、

向かい合っていたり。

両親や学校、
社会構造や組織みたいなものに
反発心を持って進んできたような部分も多分にあって。

それは、

ちょっとした癖にもなっている様で。

思いもよらなかった大学進学をキッカケに、

18歳で生家を出てからも、

僕はそんなふうにして生きて来たようにも思います。

しかし、そんな反発心は、
時々で「夢を持つ」というエネルギーになっていた
とも思えていて。
時に「怒り」となるようなことも。

そして、

そんな「戦い」のエネルギーは、

生活を重ね、

年齢を経ていくにつれ、

好ましい方向へと変化して来ているようにも感じられています。

良いバランスへと向かって進んで来ている様にも思えています。

もしかしたら、そんな、

「生きていく上での自分の変化を前向きに理解できている」

ということこそが

「幸福」

ということなのかもしれなくて。



ソレは、ある日、突然、
失われることもある幻だとも理解していますが......




ただ、

でも、

時折、

ちょっと疲れ果ててしまう時もあるのです。

無意識に戦っているような事が、モノが、相手が、癖が、

あるからなのか?

「そんなことはないよーーー。。」

などと言いながらも、

無理をしている様な部分があるからなのか。

自分を誤魔化しているようなことがあるからなのか。

全てを「無し!」として、

悠々と暮らすような生活を夢見てしまったり......とか。

小市民とはこのことでしょうか!?

ね(^^)



先日。

コニャ(奥さん)が組んでくれたギリシャの旅があって。

仕事的にはとても忙しい最中のスケジュールだったのですが、

かなり前から受け取っていたトアル女神様からのメッセージと、

コニャの楽しそうな顔を思い、

周囲にお詫びと力添えをいただきつつ、

強行スケジュールで行ってきました。

神様との約束で、
自分的に絶対!外すことが出来ない場所を
コニャに2つだけ注文していたのですが、
結果、旅スケジュールの中に
エーゲ海の島々を回る船旅なるものも入れられていて。
僕がソレを知ったのは出発の前日なのですが......
その回る島々の中に
「ミコノス島(Mykonos)」という島もありました。
僕には初めての島。

イザ、

そのミコノスなる島に上陸してみると。

これが、まぁ、なかなかに、ゆったりとしていて。

世界中からの観光客がわんさか......といるにはいましたが、

それでも、

島の持つ本来の空気感は決して乱されることはなく。

のんびりと、

「何か」に対するコダワリや、

意欲みたいなモノが全く含まれていない空気で......

「何か」とは、

「社会」とか「共同体」の「意識」とか。

「仕事」や「日常」に対する「欲求」みたいなものの様な気がしましたが......

経済破綻している国の人々の産む空気とは全く思えませんでした。











この時以降、この島はとても好きな島となりました。

勿論、こんな島や場所は日本にも世界中にも沢山あって。

近くにあるクレタ島やサントリーニ島などもそうですし。

ただ、あくまで「私的」な感触が、

この島ではちょっと......特別だったのです。



「そうか......

俺は......

この島と海をよく知っている......」



紺碧のエーゲ海に散らばる島々は、

猫島!

とも言えるぐらい、

野良リーな猫さんがアチコチに沢山いらっしゃって。

その猫さん達も、

日本でよく見かける猫さん達とはちょっと性質が違っていて。

島の空気がそのまま反映されているかのような、

ひどくのんびりとした猫さん達で。

まったくピリピリ感のない猫さん達。

暮らす人々の鏡の様なネコさん達。











そして、この島を僕の中で特別にしたものが、

コニャが狙いすましていた!?

町外れの路地裏にひっそりとある

「マリアズ(Maria’s Mykonian Traditional Restaurant)」

というレストランと、



とても美味しかった「ムサカ」という料理と.......



「ケフテダキア」というギリシャ風ミートボール料理と......



ギリシャ・ビールのミソス(mythos)と......



ちょいちょい笑わせてくれる、
ラテンな店員さんのリゾートなキャラクターと......



......それと、

このレストランの前の小道を、

海辺に抜け出た場所で眺めていた夕陽。



紺碧の海。風。

道端の少年が奏でるミニ・アコーディオンのメロディー。

思わず回してしまった、滅多に回さないスマホ動画.....



僕は、

やはり、

何かと戦っていたようです。

けっこう、

深く。

厳しく。

辛く。

それを、

誰にも言えなかったようです。



自分自身にすらも。



人には自尊心があって。

「そんなもの捨ててしまえ!」

という賢者然とした人も沢山いますが、

決して恵まれた環境で育ったわけではない僕には、

そんな自尊心は生きていくためには実は大切な「鍵」で。

そして、自分で認識している自尊心は、

社会が突きつけてくる答えより幾分

「上回った場所」に置いているのが常です。

それは人の常だとも思います。

もし、そんな自尊心の置き場所が、

周辺社会の評価場所と比べ、

上下左右前後に大きく差がある所にあった場合。

人は苦悩することになります。

しかし、絶対に、

自己評価が社会評価より下回ってはいけません。

それも地獄です。

高潔な自尊心は時に「誇り」というものにもなり、

誇りを失っても人は崩れ落ちるものです。

自尊心は、

必ず、

社会から向けられるソレより上回っていなければいけません。

なんとしても、静かに、心奥深くで、

上回らせていなければいけません。

信じるとは、時に、そういう事です。

それが強く生きることに繋がります。

僕はそう思っています。

最も大切なことは、

そんな自尊心の置き場所を、

常に疲れぬよう、

適切な場所に保つことのように思います。

上回らせた上で、

左右前後の真ん中を見出していなければなりません。

その場所はとても繊細に、

冷静に考えるべき「現実との差分」なのだと思います。

それは自分を成長させたい分の、

天へと向かう差であって。

しかし人の世は常に、

上にも下にも、

左右、前後にも、

差分を適当以上に大きく動かそうと揺さぶりをかけてきます。

そんな事々に対する対応作業も戦うことと似ているような感じで。

それはきっと、

僕だけでなく多くの人々もしている戦いなのではないでしょうか。



ミコノス島の夕暮れは、

柔らかな美しさと、憂いとを持って輝いていました。



僕は、少し、

思いを巡らされ。

幸せの意味を再考させられ。

その意味の理解を少しだけ深めることが出来たような......

今は、

そんな気がしているのです。(^^)


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8 コメント

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Unknown (コーヒー豆の娘)
2018-06-22 09:12:00
近々そちらに、戦いにゆく人がいるのですが、読んで欲しいなと、ふと思い、送っちゃいました。
…読まないかもな(笑)

ありがとうございます(^人^)
返信する
コーヒー豆の娘さんへ。 (amenouzmet)
2018-06-22 13:14:59
ありがとうごさいます。
返信する
amenouzmetさんへ (こもりく)
2018-06-23 09:00:38
自尊心の置き場所
適切な場所…

ありがとうございます。
返信する
こもりくさんへ。 (amenouzmet)
2018-06-23 12:28:13
ありがとうですー
返信する
終わらない宗教戦争 (アシュラの息子)
2018-06-24 11:34:12
「神」とは其々の良心
なのではないでしょうか

「良い」自分しか見ない視野狭窄は
「悪い」他人を産みます

自分勝手な良心で
誰か何かのせいにしていたら
悲しい歴史は繰り返されます

強く固い殻は成長を阻むと思います
返信する
アシュラの息子さんへ。 (amenouzmet)
2018-06-24 14:13:26
返信する
Unknown (和ゐ)
2018-06-24 19:12:34
コニャさんが、自然体でありながら、uzmetさんをフォローされている感じで、戦いの内容の中にほっこり感を感じました(*´꒳`*)
返信する
和ゐさんへ。 (amenouzmet)
2018-06-24 20:21:20
いええええええええええっ!
ぜぇぇぇぇぇーーーーたい!
俺がフォローしてるっすぅぅぅぅぅ!和ゐさまぁぁぁぁ!((*゜θ゜)ノ
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