「この後4人は、こんな諏訪湖の空を見ながら
押さえていた蓼科のホテルの方に向かいました。
帰ろうと思えば東京に帰る事もできたのですが、
それでも一泊の旅行という形にしたのは、それは、実は、
この8月8日の諏訪大社巡りの総仕上げとなる様なことを、
翌、9日にやってくれ、と、ソンナコトモ......
神様から言われていたからなのだそうです。
......やっと.....
エピローグになりますね(^^)ニコニコ」
<つづく。。>
「その総仕上げとも言えることというのは、
前宮と本宮の間にヒッソリあるとても小さな神社、、、いえ、
祠(ほこら)と言っても良い様なところへの参拝でした。
名前は “北斗神社” 。北極星を祀る神社です。
祭神はここに来る様にという言葉を降ろした神様......
天の中心に座すとされているアメノミナカヌシの神(天御中主神)。
昨日の諏訪湖の空模様といい、
漫画 “暗黒神話” と同じく最後の最後に天......宇宙が出て来たのです。
この神様曰く、
北斗は小さな神社ですが、
此処こそがタケミナカタが封印された場所だと言います。
諏訪の中心だと、そうも言います。
そしてその場所で、明日の午前中に、
弟さんの祝詞(のりと)と、あと......
布瑠の言(ふるのこと)を捧げて欲しいと、そう言うのだそうです」
「フルのこと?」
「スサノオさんの意思を継いで古代、日本国の統一を最初に果たした王、
ニギハヤヒ(饒速日命)が伝え、
物部氏(もののべし、ものべし)が守ってきたと言われる
死者の魂すら蘇らせると言われる祝詞です。
“物部の祝詞” とか “ひふみ祝詞” などとも言われることもあります」
「。。。」
「この神社には既に何度も来ていた弟さんはこのことを予測していて、
予めお姉さんにフルのコトは必要かどうか?
回数は何回がいいか?
を聞いていたらしいのですが、、」
「またポンチキだな。それも。なんだか。。」
「前日、8日の夜は、宿泊した蓼科のホテルで、
偶然、星空観測会という夏限定の体験サービスが開かれていたそうで、
彼女達はそれにも意味を感じて参加してみたそうです。
スターガイドさんが望遠鏡とレーザーポインターを使って
蓼科の綺麗な夜空の星々や星座を説明してくれる会らしいのですが......
やはり......北極星と北斗七星の話が幾度も幾度も出ていたそうです。
偶然なのか、どうなのか。でも、
“あぁ、、本当に明日も呼ばれているんだな、、”
と。皆、心からそう思ったそうです。
翌日、彼女達は神様の言う通り午前中にその北斗神社に向かいました。
お姉さんと義理の弟さんが社に登って行くときに
他の二人が参道階段の下から撮った写真だそうですが......
右の上の方、木々の中に、大きな、丸い、、何か、、が写ってます......
かね......誰?でしょうか......ね。
待っている感じ、、でしょうか。」
「あ?ホントだ。大きな丸い玉みたいや。。な」
「社の真後ろ、頂上も、
神様が言うように大きな石で何かに蓋をしている様な形になっていたそうです。
ツカ、、塚とでも言いましょうか。。」
「この日も、神様から言われたことをこの社で無事に済ませて、
そして、この旅の大きな目的は果たせた......
果した......
のかな、、と、皆そう思えたそうです」
「。。。」
「それにしても、
写真でもお見せしたように、
前日の諏訪湖上空の空模様は生涯忘れられないくらい素晴らしいものだったそうです。
......どうでしょう?
三鷹かから始まった現代版?実写版!?暗黒神話のお話。
少々長くなりましたが、こんな感じの話になるのです。
時代は地にあるものを全て使い果たし、掘り尽くし、
太陽からその先の宇宙に、、
星の時代へ、、、
とでも進んでいくのでしょうか。(^^)ニコニコ」
「いやいや、、、
三鷹から始まって、最後はなんだか壮大な感じだったけど。
聞いててけっこう、疲れたな」
「そうですね。(^^)ニコニコ
じゃあ、最後に元気になる曲でもかけましょうか。一発。
もう店も閉める時間ですし。
BARらしくない、ロックでも」
「おっ!いいね!hikiさん」
「—————今回、この話をこのカウンターでしながら......
僕は彼女達に聞いたんですよ———————————————
“どうしてこんな風にわざわざ動くのです?
時間もお金もかかるでしょうし、
嘘かもしれないような言葉にのって。疑いもなく。
明確に得する様なコトなんて何もなさそうですし。
どうして?とか、
嘘!とか、
誰かに言われたりはしないのですか?”
......なんて。
そんな話になった時に、
彼女達は決まって、いつも僕にこう言うんですよ。
“それが疑いの無い愛だから”
って。
いつも。このカウンターで。
よく飛び交っていた言葉でした。
疑わない、、なんて、
子供っぽいと言ってしまえばそれまでですが、
子供の気持ちを失くさないまま社会で生きていくコトほど難しいコトは無い
とも思うのですね。
毎日色々なものに阻まれて、傷つけられて、失われていくものが沢山あって。
そういう中で、そういうコトをやり遂げる。
僕は、僕なりに......ですけど、
世界が変わる時って、
いつもこんな気持ちで変わっていくのかな......って。
疑いの無い気持ち。
愛ってそういうことなのかな......って。
世界ってですね、この場合、
なにも大きな、一般的な意味での世界ってことではないんですよ。
毎日自分が生きて、暮らしてる世界。
毎日、行動して、見えている範囲の世界。自分が知っている世界。
そんなこと。
そんな世界が動くときって、
いつもこんな疑いの無い気持ちで動いてこそ変わっていくのかなって。
世界が変わるっていうのはですね、
本当はそれだけで十分なんだと思うのです。
その人個人の世界が変わるだけでも世界は十分変わって見えるハズなんです。
なにも、本当に世界を変えなくても、
世界はいつでも、誰でも、
自分次第で十分に変えれるんだって。
世界は疑いと欺瞞、嫉妬や憎悪にも満ちていて......
takiさんがココで最初に言っていた話も聞いていて、だからこそ、なんですかね。
彼女達のこの話を聞いていて、
僕はそんなことを思うのです(^^)ニコニコ」
「お!?
いいこと言うね。hikiさん。ナカナカ。
世界ではそれを “愛” って呼ぶんだぜ!
なーーーんつって。
確かそんな曲あったな......」
「ありますよ。takiさん。
最後は、その曲!
にしちゃいますかね ♪(^^)ニコニコ」
「いーね!♪」
「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ/サンボマスター」
涙の中にかすかな灯りがともったら
君の目の前であたためてた事話すのさ
それでも僕等の声が乾いてゆくだけなら
朝が来るまでせめて誰かと歌いたいんだ
昨日のあなたが偽だと言うなら
昨日の景色を捨てちまうだけだ
新しい日々をつなぐのは
新しい君と僕なのさ
僕等なぜか確かめ合う
世界じゃそれを愛と呼ぶんだぜ
心の声をつなぐのがこれ程怖いモノだとは
君と僕が声を合わす
今までの過去なんてなかったかのように歌い出すんだ
僕らはいずれ誰かを疑っちまうから
せめて今だけ美しい歌を歌うのさ
悲しい言葉では オーイェ!何も変わらないんだぜ
奴らが何をしたっていうんだ
昨日のアナタが裏切りの人なら
昨日の景色を忘れちまうだけだ
新しい日々を変えるのは
いじらしい程の愛なのさ
僕等それを確かめ合う
世界じゃそれも愛と呼ぶんだぜ
心の声をつなぐのがこれ程怖いモノだとは
僕等なぜか声を合わす
今までの過去なんてなかったかのように歌い出すんだぜ
愛と平和!悲しみで花が咲くものか!
新しい日々の僕達は
高なる予感がしてるのさ
君と僕が夢を叫ぶ
世界はそれを待っているんだぜ
あなたのために歌うのがこれ程怖いモノだとは
だけど僕等確かめ合う
今までの過去なんてなかったかのように
悲しみの夜なんてなかったかのように歌いだすんだぜ
☆「ニコニコ(^^)BAR」シリーズ過去記事はこちら☆
「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」
☆「ニコニコ(^^)BAR」続編はコチラ☆
「9〜18」
押さえていた蓼科のホテルの方に向かいました。
帰ろうと思えば東京に帰る事もできたのですが、
それでも一泊の旅行という形にしたのは、それは、実は、
この8月8日の諏訪大社巡りの総仕上げとなる様なことを、
翌、9日にやってくれ、と、ソンナコトモ......
神様から言われていたからなのだそうです。
......やっと.....
エピローグになりますね(^^)ニコニコ」
<つづく。。>
「その総仕上げとも言えることというのは、
前宮と本宮の間にヒッソリあるとても小さな神社、、、いえ、
祠(ほこら)と言っても良い様なところへの参拝でした。
名前は “北斗神社” 。北極星を祀る神社です。
祭神はここに来る様にという言葉を降ろした神様......
天の中心に座すとされているアメノミナカヌシの神(天御中主神)。
昨日の諏訪湖の空模様といい、
漫画 “暗黒神話” と同じく最後の最後に天......宇宙が出て来たのです。
この神様曰く、
北斗は小さな神社ですが、
此処こそがタケミナカタが封印された場所だと言います。
諏訪の中心だと、そうも言います。
そしてその場所で、明日の午前中に、
弟さんの祝詞(のりと)と、あと......
布瑠の言(ふるのこと)を捧げて欲しいと、そう言うのだそうです」
「フルのこと?」
「スサノオさんの意思を継いで古代、日本国の統一を最初に果たした王、
ニギハヤヒ(饒速日命)が伝え、
物部氏(もののべし、ものべし)が守ってきたと言われる
死者の魂すら蘇らせると言われる祝詞です。
“物部の祝詞” とか “ひふみ祝詞” などとも言われることもあります」
「。。。」
「この神社には既に何度も来ていた弟さんはこのことを予測していて、
予めお姉さんにフルのコトは必要かどうか?
回数は何回がいいか?
を聞いていたらしいのですが、、」
「またポンチキだな。それも。なんだか。。」
「前日、8日の夜は、宿泊した蓼科のホテルで、
偶然、星空観測会という夏限定の体験サービスが開かれていたそうで、
彼女達はそれにも意味を感じて参加してみたそうです。
スターガイドさんが望遠鏡とレーザーポインターを使って
蓼科の綺麗な夜空の星々や星座を説明してくれる会らしいのですが......
やはり......北極星と北斗七星の話が幾度も幾度も出ていたそうです。
偶然なのか、どうなのか。でも、
“あぁ、、本当に明日も呼ばれているんだな、、”
と。皆、心からそう思ったそうです。
翌日、彼女達は神様の言う通り午前中にその北斗神社に向かいました。
お姉さんと義理の弟さんが社に登って行くときに
他の二人が参道階段の下から撮った写真だそうですが......
右の上の方、木々の中に、大きな、丸い、、何か、、が写ってます......
かね......誰?でしょうか......ね。
待っている感じ、、でしょうか。」
「あ?ホントだ。大きな丸い玉みたいや。。な」
「社の真後ろ、頂上も、
神様が言うように大きな石で何かに蓋をしている様な形になっていたそうです。
ツカ、、塚とでも言いましょうか。。」
「この日も、神様から言われたことをこの社で無事に済ませて、
そして、この旅の大きな目的は果たせた......
果した......
のかな、、と、皆そう思えたそうです」
「。。。」
「それにしても、
写真でもお見せしたように、
前日の諏訪湖上空の空模様は生涯忘れられないくらい素晴らしいものだったそうです。
......どうでしょう?
三鷹かから始まった現代版?実写版!?暗黒神話のお話。
少々長くなりましたが、こんな感じの話になるのです。
時代は地にあるものを全て使い果たし、掘り尽くし、
太陽からその先の宇宙に、、
星の時代へ、、、
とでも進んでいくのでしょうか。(^^)ニコニコ」
「いやいや、、、
三鷹から始まって、最後はなんだか壮大な感じだったけど。
聞いててけっこう、疲れたな」
「そうですね。(^^)ニコニコ
じゃあ、最後に元気になる曲でもかけましょうか。一発。
もう店も閉める時間ですし。
BARらしくない、ロックでも」
「おっ!いいね!hikiさん」
「—————今回、この話をこのカウンターでしながら......
僕は彼女達に聞いたんですよ———————————————
“どうしてこんな風にわざわざ動くのです?
時間もお金もかかるでしょうし、
嘘かもしれないような言葉にのって。疑いもなく。
明確に得する様なコトなんて何もなさそうですし。
どうして?とか、
嘘!とか、
誰かに言われたりはしないのですか?”
......なんて。
そんな話になった時に、
彼女達は決まって、いつも僕にこう言うんですよ。
“それが疑いの無い愛だから”
って。
いつも。このカウンターで。
よく飛び交っていた言葉でした。
疑わない、、なんて、
子供っぽいと言ってしまえばそれまでですが、
子供の気持ちを失くさないまま社会で生きていくコトほど難しいコトは無い
とも思うのですね。
毎日色々なものに阻まれて、傷つけられて、失われていくものが沢山あって。
そういう中で、そういうコトをやり遂げる。
僕は、僕なりに......ですけど、
世界が変わる時って、
いつもこんな気持ちで変わっていくのかな......って。
疑いの無い気持ち。
愛ってそういうことなのかな......って。
世界ってですね、この場合、
なにも大きな、一般的な意味での世界ってことではないんですよ。
毎日自分が生きて、暮らしてる世界。
毎日、行動して、見えている範囲の世界。自分が知っている世界。
そんなこと。
そんな世界が動くときって、
いつもこんな疑いの無い気持ちで動いてこそ変わっていくのかなって。
世界が変わるっていうのはですね、
本当はそれだけで十分なんだと思うのです。
その人個人の世界が変わるだけでも世界は十分変わって見えるハズなんです。
なにも、本当に世界を変えなくても、
世界はいつでも、誰でも、
自分次第で十分に変えれるんだって。
世界は疑いと欺瞞、嫉妬や憎悪にも満ちていて......
takiさんがココで最初に言っていた話も聞いていて、だからこそ、なんですかね。
彼女達のこの話を聞いていて、
僕はそんなことを思うのです(^^)ニコニコ」
「お!?
いいこと言うね。hikiさん。ナカナカ。
世界ではそれを “愛” って呼ぶんだぜ!
なーーーんつって。
確かそんな曲あったな......」
「ありますよ。takiさん。
最後は、その曲!
にしちゃいますかね ♪(^^)ニコニコ」
「いーね!♪」
「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ/サンボマスター」
涙の中にかすかな灯りがともったら
君の目の前であたためてた事話すのさ
それでも僕等の声が乾いてゆくだけなら
朝が来るまでせめて誰かと歌いたいんだ
昨日のあなたが偽だと言うなら
昨日の景色を捨てちまうだけだ
新しい日々をつなぐのは
新しい君と僕なのさ
僕等なぜか確かめ合う
世界じゃそれを愛と呼ぶんだぜ
心の声をつなぐのがこれ程怖いモノだとは
君と僕が声を合わす
今までの過去なんてなかったかのように歌い出すんだ
僕らはいずれ誰かを疑っちまうから
せめて今だけ美しい歌を歌うのさ
悲しい言葉では オーイェ!何も変わらないんだぜ
奴らが何をしたっていうんだ
昨日のアナタが裏切りの人なら
昨日の景色を忘れちまうだけだ
新しい日々を変えるのは
いじらしい程の愛なのさ
僕等それを確かめ合う
世界じゃそれも愛と呼ぶんだぜ
心の声をつなぐのがこれ程怖いモノだとは
僕等なぜか声を合わす
今までの過去なんてなかったかのように歌い出すんだぜ
愛と平和!悲しみで花が咲くものか!
新しい日々の僕達は
高なる予感がしてるのさ
君と僕が夢を叫ぶ
世界はそれを待っているんだぜ
あなたのために歌うのがこれ程怖いモノだとは
だけど僕等確かめ合う
今までの過去なんてなかったかのように
悲しみの夜なんてなかったかのように歌いだすんだぜ
☆「ニコニコ(^^)BAR」シリーズ過去記事はこちら☆
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☆「ニコニコ(^^)BAR」続編はコチラ☆
「9〜18」
多分、太古はみんなが仲良く平和に暮らしていたのでしょう。
今回の旅は、義理の弟の強靭な体力と、飽くなき探究心の元に、沢山の不思議な思い出が、心に残りました。
人生は、あと精々30年だろう。
と伝えられて平均寿命を考えると合っている数字に驚き、私は弟と出来る限りは、伝えられることのために役に立ちたいと思ったのです。
ちょっとした心や意識で、世界は変わるのでしょう。
未来は変えられるですね。