雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

悩ましいのだ。。

2014-03-03 01:03:44 | 面白い...映画/音楽
サザエさんやドラえもんさんのように、
「KICK ASS=キック・アス」の
「HIT GIRL=ヒット・ガール」さんというのは、
出来れば成長して欲しく無い永遠の萌えキャラなわけなのです。ええ。
僕にとってわ。
ええ。ええ。
故に、映画「キックアス 2」を見たら、
しっかりと成長している彼女に
ちょっとばかりセツナクなったりなんかしまして......



「ひっとがーるぅぅーーっっーーっ!o(* ̄○ ̄)ゝ ソナタオコノミデスノヨォーーッ」



勿論イイ感じではありましたけどね。彼女。
勿論。そこわ。
クロエ・グレース・モレッツさん。ええ。
それでもって「ホビット ― 竜に奪われた王国 ―」なんて、
3D IMAXドドーン!と見ていたのに、
まるでTV番組の様に



「また来週ぅーっ!おたのしみにぃーっ!」



......ってな終わり方しちゃうし。



「うえぇっ!(;゜0゜)
こ、ココで終わっちゃうわけ!?マジっすか!?」



......みたいな。



だいた~いやね、
どうも西欧の物語というのはですね、
僕の大好きな「龍神」さんを「悪者」扱いする風潮があったりしてですね、
「ホビット」さんでも最凶&最悪で最強だぜ!ってなキャラクターで
罪も無い人々をバンバンとやっつけて、
世界を荒らしまくったりするのですけど。
まぁ、しょうがないですわな。
「西」と「東」では全然文化も違いますものな。(o-´ω`-)ウムウム。



以前、スタジオで、
教会の牧師さんでもありミュージシャンでもある男性アーティスト
「JT」先輩と、お互いに大好きな「屋久島」談義をしていた時に、
とても印象に残っている話しというのがあって。
それが
「西洋と東洋における宗教の違い」
についての話し。
屋久島という島のあまりの神々しさに



「心底感嘆しちゃうよねぇぇ......」



なんていう会話の中から、なんとなくそんな方向に行って。
牧師さんでもあるJTさんの意見に僕が興味深く聞き入っていたような感じ。
JTさんは自らの生家でもある教会のキリスト教に関して
こんなことを言ってました———————



「あのさ、
キリスト教って砂漠の国の宗教のようにも思えるんだよね。
砂漠なんてさ
何かの種をポンと撒いても絶対芽なんか出ないしね。
水の無い死の世界。
そんな世界ではさ、もう生きる事自体が大変で、
修行のようなものでね。
だから宗教の教義とかにも根源にはそんな絶望的な環境や
自然に対するようなものが含まれてるんだよね。

仏教とかってさ、
雨の降る肥沃なアジアの大地で生まれて広まったものだから、
だからその教えの根源には “無になれ“ とか、
“全てを捨てなさい” みたいなものが有ると思うんだよ。
贅沢なんかするなよ、、みたいな。

でさ、キリスト教ってその逆でさ。
タダでさえ何も無い痩せた土地だし。
緑の木々が生えて水がある所なんて “オアシス” なんて呼ばれるし。
だから教義の根本には
“あなたは既に全てを手にしてます......”
ってなことがあるんだよね。
そうでないと大変なんだと思うんだ。
生きるのが。
希望が持てなくて。

宗教ってやっぱり人々の希望にならなくちゃいけないから。
だから教義はいつもその宗教が生まれる環境とは
逆の方向に成っていくというか。
その環境に足りないものを補っていく方向というか。
だからね、枯れた大地では
“目を閉じなさい”
“想像しなさい”
“あなたは既に全てを持ってますよ......”
と、ね。
“全てを捨てなさい......”
なんてとても言えないと思うんだ。
そんなんじゃ支持されないしね。
そこが仏教とキリスト教とで正反対でさ。
なんだか面白いよね」



今更ですが、確かに面白い話しで。
個人的には
「まったくその通りだな」
とも思う話しです。
「仏陀=ブッダ」は一国の王子様で、
豊かな暮らしからスタートしてましたし。
「イエス」は馬小屋で生まれていましたし。



そして、
もう一つ面白いことに「龍=ドラゴン」という聖獣の存在は
洋の東西を問わず同じ様にあって。
背中に「羽」が生えていたり、いなかったり。
手に「玉」を持っていたり、いなかったり.......と。
その形象に地域地域で多少の違いは有れど
その姿はマッタク同じ様なイメージで存在しています。
以前もこの記事で「やや詳しめ」に書きましたが、
太古の昔から大自然の「エネルギー」というのは
常に「ウネリ」や「螺旋」「渦」のようなものでもって
人々に感じられたり、表されたりして来ていて。
そんな強大な自然エネルギーは、
そんな事を敏感に感じとることが出来ていた人々によって
仲間に伝えやすいように「形象化」されたりもして。
その形は自然と蛇や龍などのウネリを表しやすい
「長モノ」的形象になっていったり......
そんなワケで、
「龍」というのは古来より地球や自然の強大な力、
エネルギーを象徴するモノとして世界共通で創造されたり、
語り継がれて来たりしてるように思います。
「ホビット」のドラゴンさんのように「火」を噴いたりなんかするのも、
西洋では「火山」のイメージなどとも
重ね合わせていたりするのではないでしょうか。

「龍=自然界のエネルギー」

ということでしょうか。

もしくは、

本当に存在する!?

のでしょうか......

雨が多く、肥沃な大地で、
作物も緑の木々も広くよく植生することが出来る、
僕等の住む中緯度の東アジア地域というのは、
生命が生きるのにとても恵まれた場所なのだと思います。
そんな僕等の住む地域では大自然の力というのは
「寄り添うべき」偉大な力であって、
大いなる恵みを頂いたり、
利用させてもらったりするような力でもあって。
だから自然というものに対しては
「生活のパートナー」
というような意味をも含む畏敬の心が育っていって。
その象徴でもある龍さんというのは恐いけれども、
「味方」でもある偉大な存在となるのでしょう。

一方、
とても乾燥して居る原初キリスト教やユダヤ教が生まれた地域......
エジプトからアラブ一帯、
地中海東岸辺りのとても乾燥した地において、
そんな「自然」というのは生きる為になんとか克服すべき、
乗り越えるべき「試練」のような存在でもあって。
そんな「厳しい自然」の化身ともなる存在......「ドラゴン」というものは、
乗り越えるべき障害や敵の象徴の様に思われてしまうようなコトも
西洋ではごく自然な成り行きなのかも知れません。
寄り添うより調伏!征圧!
住みやすいように造り変えてしまえ!
......なんてなるのも自然なことなのかもしれません。
映画「ホビット」に登場する荒れ狂う悪者のドラゴンさんも
そんな風土から生まれた方の「龍」さんであって。
僕等の地では大自然を司る恵みをもたらす神様でもあって......
僕の様な
「龍神さん好き!」
の人からするとちょっとした違和感なども感じつつ、
なんだかそんな文化の違いや成り立ちはとても興味深く、
面白く感じたりもします。



さてさて。

「いいところぉぉぉーーーっ!ヽ(゜∀゜)ノ」

......で、

「マジっすか!?」



「続く。。」

となった「ホビット」シリーズは、
しょうがないので、

「次回作まで楽しみに待つ♪」

こととして。
「キック・アス」の今後は......もちっと......
考えることとしましょうか。ね。
ぱふぱふ。(´・ω・`)ナヤマシイノダ......

ヒット・ガール LOVE!


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 驚き桃の木 | トップ | 岩木山徒然 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿