雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

五頭龍大神

2021-08-17 00:03:04 | 不思議...パワスポ寺社
「古都」と言われる神奈川県の鎌倉市。
その中でも、最も古いとされる神社が
「龍口明神社(りゅうこうみょうじんしゃ)」さん。
住宅街にひっそりとある、
小さく、マイナーな神社さん?でしょうから、
意外に思われる方のほうが多いかも知れません。
雰囲気はいつもこんな感じで......









由緒に記されている創建は538年と非常に古く。
祭神は玉依姫命(たまよりひめ)さんと、
五頭龍大神(ごずりゅうおおかみ)さん。
元々は江ノ島への渡り口でもある龍口
(たつのくち。現在の龍口寺の境内)
と呼ばれるところにあったそうなのですが、
その場所が、鎌倉時代に処刑場として使われてしまったり、
関東大震災の時に建物が崩壊してしまったり、と。
そんな状況だったので、その後、昭和の時代に、
氏子の皆さんの要望により現在の地へと移転したとのこと。



五頭龍大神さんの御姿は本殿前にも大きく描かれています。
今に伝わる五頭龍さんの物語はこんな感じ......



==============================
伝承では、この龍は、
神奈川県鎌倉市深沢にあった湖に棲んでいたといわれる龍である。
この龍があらゆる天変地異を引き起こしていたため、
これをなんとか宥める(なだめる)べく、
津村の長者は16人いた子供を1人残らず五頭龍に捧げてしまった。
そのため、この地は昔「子死越(こしごえ)」と呼ばれていた。
それは五頭龍に捧げられた子供の故事の名残である。
今は「腰越」という名となっている。

ある時、江ノ島が隆起し。
そこに弁天様が住むこととなった。
この地域を支配していた五頭龍は弁天様に一目惚れをしてしまい、
求婚をした。
しかし弁天様は、
人間に対する残虐非道の行いを理由に求婚を断った。
五頭龍はしぶしぶ湖へと帰ったが、翌日に心を改め、
人間を守ることを弁天様に誓ったという。

五頭龍は改心した後は岩山と化し、
村人達は龍の口にあたるこの岩の上(龍口)に社(やしろ)を築き、
白髭明神(しろひげみょうじん)と名付け、村の鎮守とした。
これが龍口明神社の発祥と伝えられている。

723年には、江の島の岩窟で修行中の泰澄と慈覚の両大師が、
夢に現れた神々の木造を彫り上げた。
その内、弁財天1体を江の島弁財天の別当寺、岩本院に納め、
もう1体の弁財天と五頭龍1体を白髭明神に納めた。
それがこの神社の御神体ともなっている玉依姫命(長さ約15cm)と、
五頭龍(長さ約30cm)の木像である。
龍口明神社という名前はこの時に付けられたとされる。

また、弘安5年(1282年)には社前で一遍が念仏勧化を行った。
その様子は国宝「一遍聖絵」にも描かれている。

改心した後の龍は五頭龍大神ともいわれ、
皆に崇敬されている。
==============================



————————さて。



数日前。
お盆の最中の8月14日、土曜日。
こちらの神様と龍神さんにちょいとお呼ばれを!?いたしまして。
プリリンねーさんと共にチロッとお出かけをしてきました。



「玉依姫が来て欲しいと言っていたの。
7月24日に言われていたのだけど、
今日また言われたので......
オリンピックを心配して来ていたリラ星のラズンが
ここにしばらくいることにしたんだって。
だから来て欲しいと......」



—————————ええ。勿論。
信じる信じないはあなた次第です。
ええ。ええ。



僕が強く感じていたのは、コロナ禍は勿論、
今、日本列島を覆っている停滞前線による豪雨のこと。
その被害を最小化させたい、少しでも抑えたい......
なのでとにかく一度来なさい......的なこと。
五頭龍さんの力も借りることが出来るから、
そんな願いを届けに来なさい、と。
そんなこと。
そんなお願い。
とにかく、言葉を聴いてしまった以上、
龍神さんの社でもありますし、
宇宙では貴重な「水」も持って、
行くだけ行ってみました。
神社に着いてみると、
境内の御神木の下にある石に水を捧げて欲しい......
とのお言葉が。



不思議だったのは、境内にいる間、
ずっと5羽のカラスがついて回ってくれていたこと。
「5」という数にはねーさんも僕も驚きました。



そういえば、こんなポンチキ話は久しぶり!?でしょうか。
こんな話を楽しみにしてくれている方々も
いらっしゃるようでして。
なので今回も、どこにも書かれてないであろう
五頭龍(ごずりゅう)さんのお話などを少しだけ......



五頭龍さんは、
本来は牛頭龍さんでしょうか。
牛頭天王(ごずてんのう)に仕える龍神さん。
なので霊眼では5つの頭があるというわけではありません。
普通に?一つです。
九頭龍さんとは違います。

牛頭天皇とは、
このブログの読者さんであればすぐわかる!?
スサノオさん。
素戔嗚尊。須佐男。

この龍神さんが特別なのは、
スサノオさんに仕えていたというところ。
そこが特別。強力。別格。
古い時代からの長老龍!?さんで、
レベルも高いので指も5本。
江ノ島の持つ「エ」も言われぬパワーの源(みなもと)
ともなっている龍神さん

玉依姫(タマヨリヒメ)さんは、
そんな龍神さんとも、
神々や御霊(みたま)とも通じることが出来る力を持った
巫女さんのこと。
タマ(魂、霊)が依る(よる)姫さん。

この玉依姫さんが、
後の時代に海外から伝来した七福神信仰と習合してしまったのが、
今の江ノ島の弁財天さん。

そして、この地の伝承で、
全てのお子さんを捧げてしまったという長者さんは......
悲しくも、天変地異を防ぐための方法が
そんな形しか考えられなかった時代であった故の悲劇。
暴れる川や海は龍神さんの姿なのだ......と。
自然災害で亡くなられた人々は、
時に龍神さんに奪われた!とか、捧げられた!とか。
そんな捉えられ方や言い方、信仰ともなっていた時代。
五頭龍さんはいつも悲しく、寂しい思いをしていたと思われます。
そんな龍神さんの思いを聞いてくれていたのが
他ならぬ玉依姫さんであり弁財天さん。



伝承とは、
いつも遠からず、近からず。
全部が合っているというわけでもなく、
全てが間違いというわけでもなく。



もう一つ、この地で起きた有名な悲劇といえば、
以前も記した「静御前(しずかごぜん)」さんのお話。
時の最高権力者である源頼朝(みなもとのよりとも)が、
実の弟である源義経(みなもとのよしつね)を裏切り者とし。
静さんが義経の子を身篭り、産んだ直後に、
その子を海に流し捨てさせてしまった......という悲劇。

実はこのお話に関しても、
僕らが聴いているところでは
「その後の物語」
というのがありまして。
それは、海に流された静さんと義経さんの子供の御霊を
五頭龍さんが救ったという話。
人間の愚かさを嘆き、
打ち捨てられた子の御魂を救い上げ。
龍神として生まれ変わらせ、
この世界のために働ける立派な龍神さんに育てあげた......
というようなお話。
この龍神さんの名前は津田龍神......ズタの龍神。
今は熱海の方にいらっしゃるようです。はい。



今回のこの記事を書いている僕さんの胸は、
もう、かなり、強く、
ぎゅうううううううーーーーーっと、
締め付けられている次第です。はい。



定期的に沢山の龍神さんが集まる江ノ島。
瑞心門を潜って最初に見えてくる辺津宮(へつみや)の隣には
しっかりと八坂神社があります。
勿論、宗像三女神の父であるスサノオさん......牛頭天皇の社。
そして、龍口明神社とのエナジーラインの入口は、
中津宮へと登る階段の踊り場にある、この巨木の前でしょうか。
対岸の丘の上にある龍口明神社とも一直線に繋がる大事な場所。





ちなみに、
龍口明神社の玉依姫さんはピンク色の花がお好きな様です。
美しいっす。ええ。(^^)



参拝後に立ち寄った神社近くのパスタ屋さんでは、
ねーさん経由で「zumi♀」さんから
スサノオさんのお酒をいただきまして。その名も、
「蛇之麁正(おろちのあらまさ)」





もらったタイミングにはシビレましたが......
ありがたくいただきました。
zumiさん。ありがとうございます。(^^)


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4 コメント

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Unknown (zumi♀)
2021-08-17 16:31:05
amenouzmetさん

いつもブログを拝読させて頂いております。こちらこそいつも楽しませて頂きありがとうございます。

年1、2回程しかお酒を買いに行かない私には、お店でこのお酒を見た時シビレました。
「素戔嗚尊」「疫病退治」「蛇之麁正(おろちのあらまさ)」この3つの言葉を見た時、送った方が良いとなんとなく思いました。
そういう事だったのですね☺︎
返信する
zumi♀さんへ。 (amenouzmet)
2021-08-17 19:53:54
妙なイニシャルをつけてしまいすいません!
お許しくださいませ。
このお酒は酒造用の米でなく、普通に食べる米から作っているみたいで、
ご飯的な甘味があって美味しいです。
見た目と違う優しい味はまさにスサノオ さんですねー(^^)
返信する
Unknown (zumi♀)
2021-08-17 22:12:14
amenouzmetさんへ

都会っぽいネーミングで嬉しくなりました。
ありがとうございます♪
返信する
zumi♀さんへ。 (amenouzmet)
2021-08-17 22:13:28
なにとぞー(*´ω`*)
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