こんばんは
患者さんとのやり取り、看護師さんとのやり取り、医師通しでのやりとり・・・いろいろ人間関係にはあります。
僕はたぶんどちらかというと「やさしい」方で、患者さん(僕が担当でない患者さんからも)からも言われます
「先生は優しい雰囲気だから思わず話しかけてしまうし、聞いてしまう。それに対してわかりやすく答えてくれるから」
と、今日も言われました。
その反面、患者さんに不利益があるようなことがあると「豹変」します
例えば今もCHDFを使用している患者さんがいますが、ギリギリまで粘っていましたがこれ以上は粘れない・・・ここを逃すと患者さんの生命にかかわるというPointがあります。
そこまで粘って仕掛けているにもかかわらず・・看護師さんから
「え~、今ですか?明日からとかじゃだめですか?平日に・・・とか。○○さんに怒られちゃいますよ」
とか言われた時には
「今のタイミングを逃したら患者さんが死ぬので(CHDFを)回します。理由はアシドーシスが進行し始めたから。そういった理由があるのに(○○さんが)文句を言ったら・・・」
と、不穏なことを言います。
一瞬病棟が凍ります
患者さんの不利益になるような話以外はどちらかというと
「いや~。まぁ、仕方がないのではない?」
「そんなことを言っていじめないでくださいよ~」
「そ~やって、いつも馬鹿にしてるでしょ!」
などと(場を和ませたり、取り繕ったり)言っていますが、引けない線は守っています。
どちらかというと笑っているときは笑っていますが、笑っていない時の目つきはたぶん・・・・なのだろうと思います。
医師通しのやり取りで最たるものは…たぶん僕(血液内科)へのコンサルトが増えていること。特に内々でやっている「電話相談」ではないのですが、相談を受けたら最短距離で検査タイミングその他を計ります。
今週は最初、膠原病内科からの「抗核抗体陽性で汎血球減少ある人の血液中にBlast数%出ているんだけど」という相談(電話)で骨髄取ったら急性骨髄性白血病でした。
火曜日の朝患者さんと家族にお話をしました。
そのあとすぐに腎臓内科からの相談(電話)で、
「たぶん骨髄腫でしょう。しかし、これで腎臓に来ている可能性は今のところは低そうです。しかし、診断をつけておくことは必要だと思いますので、患者さんの了解がいただければ骨髄穿刺をしに行きます」
と言って、すぐに実施。実は今日患者さんと家族に説明しましたが、患者さんも家族もその結果に満足と納得をいただいたようです
その午後には脳外科から
「血液検査値の異常」に関して相談がありました。別にこの時に血液疾患を疑っていたわけではなくて「聞きやすい人間」に聞きに来た感じだったようですが
「これは・・・・腎臓内科に相談して。原因は何だろう。TTPでもないし、HPSでもないし・・・・。実は白血病だったりして・・・。僕は念のため血液像をすぐに見てもらうので」
と言って検査部に連絡。仕事を終わらせて検査部に行ったらBlast出現。
すでにAMLを取るように手筈を整えている中、またかよ…と思いましたが患者さんのことを考えるとやらざるを得ず血液検査室+SRLに連絡し骨髄穿刺を16時半に実施。
水曜日はバタバタしながら相談はなかったですけど、外来の患者さんの対応を実施。 木曜日は外来で初診、救急、院内依頼などをこなしつつ・・・・患者さんの急変対応や僕がいなかった病棟の状態の確認などを、すごく体がだるい中行い・・・。
と、どちらかというと声をかけやすいタイプということのようです。
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もっとも、いい加減にしろというときはあるのですが・・・・。
そんな感じでいつもバタバタしております。 結構今日は体がしんどいですね。というか、何だろうこの疲労感は・・・・。
明日は当直なのになぁ・・・。なんかだるくて、頭も体も言うことを聞かない感じですね。
あれ、すでに日が回っている・・・。今日はもう寝よう・・・。
では、また