新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

お互いが話し合い、協力することは重要だと思う

2009-08-12 23:12:27 | 医療

こんばんは

 

今、帰ってきました。

 

今日は当直の先生が血液内科の先生で

「今日はさっさと帰れ。飲みに行って来い」

ということでしたので・・・どうしようかな~と思っていたところ、昨年度まで研修医として働いていた先生がやってきたので、歓迎を兼ねて焼き肉を食べに行ってきました

 

 

「先生、じゃあ・・・○○も来たので、研修医も合わせて焼き肉でも食べに行ってきます」

と、食べに行きました・・・。・・・8時くらいからですけどね。

 

最終的に研修医が集まってきたのは9時過ぎからで、みんな忙しく働いていた・・・ということでしょうか。

 

今日はそういうことで…簡単な一つの記事をご紹介します

CBです

 

要望「第二報」に厚労省から“宿題”-日病協

8月12日20時18分配信 医療介護CBニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090812-00000004-cbn-soci  

 

日本病院会など11団体でつくる「日本病院団体協議会」(日病協、議長=小山信彌・日本私立医科大学協会病院部会担当理事)は8月12日の代表者会議後に記者会見を開いた。小山議長は、日病協が7月31日付で厚生労働省に提出した診療報酬改定に関する要望書「第二報」に対し、同省から実態調査などを伴った、より具体的な内容の提示を求められていることを明らかにした。日病協では指摘を受け、各団体の副会長レベルが参加する「実務者会議」で早急に実態調査などを行い、早ければ月内にも厚労省に報告する。  

会見で小山議長は「要望書に対し、4つぐらい宿題が出ている」と述べた。 

 

小山議長によると厚労省側は、医師や看護師、薬剤師など専門職による「チーム医療」への評価を求めた点について、「チーム医療」が何なのかを病棟での作業工程などを含め具体的に示すことを求めた。また「精神科救急・合併症入院料」の算定要件の緩和を要望した点に対して、より具体的な提案を求めたという。

■「藤原発言」に「何らかの行動」 

 

会見では邉見公雄氏(全国自治体病院協議会会長)が、5日の中央社会保険医療協議会の診療報酬基本問題小委員会で、藤原淳委員(日本医師会常任理事)が「病院の勤務医師が本当に逃げ出すほど忙しくなっているのか」と発言したことについて、「日病協として抗議すべきではないかという意見が(代表者会議で)出た」と述べた。具体的な方向は、小山議長に一任したという。  

 

 

小山議長は「何らかの行動をしなくてはいけない」と述べた。ただ、「けんかをする気はない。開業医も大変なのだろうが、病院も大変だという共通認識を持って、この大変な時期を乗り越えていかなければいけないので、黙って見ているわけにはいかないかなという気がしている」とも語った。

------------------------------

医師会の常任理事というのは…やはり医師の代表ではなくて、開業医の代表なんですかね?

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

まぁ、この件はどうでもいいのですが…後半に書いている通りで医師が大変だというのもありますが、それに伴い患者さん・・・すなわち国民全体の不利益になりうるということを僕達は考えなくてはならないのではないかと思います

 

 

逃げ出すほど大変か否か・・・今日来た研修医終わった3年目の医師は血液内科を研修中、まともに食事をした日は全くなく、1食/Dayでした。

 

僕も基本的に忙しい日はまともに食事はできず・・・実際に67kg→58kgになっていますし…忙しいのは間違いないと思います。

 

 

明日は基本的に食事ができない日ですけど・・・お盆ということで患者さんが23名しか予約は入っていませんし、再発だとか初発・・・もしくはサリドマイド関連の患者さんはすべて水曜日にしていますので・・・・・明日は夕食は食べれるかな~と思っています

 

 

なんにしても国民全体の利益になるよう、勤務医も開業医も協力していかなくてはならないと思います

 

 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090812-00000000-natiogeo-int

この記事には・・・

タスマンアオツラカツオドリは実際には絶滅しておらず、約300年もの間、アオツラカツオドリに名前を変えて生きていたことがわかったのだ。これについてスティーブス氏はこう話す。「ここ数十年の間、古生物学者と生物学者との間でコミュニケーションが不足していたことが原因だ」。

 

と書かれています。

 

コミュニケーションが不足していると、いろいろとわかっていいはずのことがわからないということもありますので、話し合いというのは重要だ・・・・と思います

それでは、また。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

複数の安全弁:原子力発電所と静岡沖地震

2009-08-12 00:36:30 | Blogを書く理由

こんばんは

 

昨日は地震がすごかったみたいですね。

 

 

時間がだんだんわからなくなってきましたが、昨日は夜中に患者さんが不穏になり、看護師さんに暴力をふるったりいろいろ大変だったようで、その件に関して夜中に電話がありました

 

流石に精神科の当直の先生が対応してくださっているならば僕が何かを言う必要もないと思うので、主治医の先生に代って「了解しました~。お願いします」と答えておりました。

 

その後朝に地震で、若干しっかり寝た時間が少ない・・・という感はあります。

 

 

地震や台風によって各地に被害が出たようですが、天災を避ける手段というのも難しく、できるだけの準備をしておくこと・・・しかできません

 

ただ、今の日本は準備不足かもしれないですね。

 

もっと大きな地震や災害が起きたとき、患者さんなどが大勢出たときに今の日本では・・・いや、例え十分な数の医療従事者や医療設備があっても、それが十分に活用できなくなるのが災害ですから・・・それに備えた「システム構築」が重要になりそうですね。

 

 

医療自体が複数の安全弁を持った方が良いわけですが、複数の安全弁を構築するだけの余裕がないのが日本の医療の現状ですから・・・

 

日本という国は…問題が山積みだよな~と思います。

 

まぁ、そういった問題解決のためのシステム

そのシステムの参考になるのは…もしかしたら原子力発電所でしょうか?

<地震>浜岡原発5号機で制御棒駆動装置が一部故障

8月11日23時44分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090811-00000134-mai-soci  

 

11日午前5時7分ごろ、駿河湾を震源として発生した強い地震で、震源から約40キロの中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)では、自動停止した5号機で原子炉の出力を調整する制御棒の駆動装置が一部故障するなど、計24件の異常が見つかった。経済産業省原子力安全・保安院は調査チーム3人を派遣し、地震の被害と安全性の確認作業を始めた。  

 

中電によると、地震後、5号機原子炉建屋内で約250本ある制御棒のうち約30本の駆動装置が故障していた。使用済み燃料を入れた貯水槽の放射能濃度が通常の50倍に上昇し、主タービン軸受け部の摩耗を示す警報装置が作動したことも判明。タービン建屋壁面のひび割れも見つかった。自動停止した4号機でも原子炉内の中性子測定装置の一部が動作不能だったほか、廃炉の1、2号機周辺で最大約20センチの地盤隆起や沈下が見つかった。【山田大輔】

--------------------------------

様々な「安全弁」を複数持ち、安全弁が複数壊されたとしても実害が出ないようになっている「原子力発電所」

 

原子力発電所のような十分な「安全管理システム」があれば、医療も…もしかしたら災害時も・・・国民への不利益がでにくいようになるかもしれませんね

http://blog.with2.net/link.php?602868

人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします

なかのひと 

それでは、また

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする