不要になったエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などは市では回収できない。市が発行する冊子にそれらの処分方法が示されているがなかなか面倒な手続きのようだ。家電リサイクル法の縛りがあるのだろう。このたび利用しなくなった「ブラウン管テレビ」を処分することに決めた。
月に一度ぐらいの割合で不用品を回収という案内チラシが入る。どんなものでも回収しますという感じだ。今回も同じ業者かどうか定かでないが、前に自転車を無料で回収してもらったことがあった。指定された日にブラウン管テレビを庭先に出しておいた。(国立音大近く玉川上水右岸)
チャイムが鳴って出てゆくと有料で回収しますという。細身の若者が最初は3000円と小声でいう。先月のお兄さんは2000円だったというと、いともかんたんにそれでいいですという。まだ使える「餅つき機」があるけど引きとれるかと問うと、現物を見るなり喜んで軽トラックに積み込んだ。
チラシを配布したり、インターネットで広告を出したりする無許可業者もいるという。自転車のときと違って、こんどのブラウン管テレビのことは何だか気になるのである。あのテレビがどこか山奥に不法投棄されていなければと願う。まあ餅つき機はどこかのリサイクルショップに展示されて買い取られ、活用されそうな気がする。