・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

無理に縮めると

2010年08月11日 | なんだいまあ(何だこりゃが念仏になった)
ラジオの交通情報で、「JR京浜東北線のナンコウが遅れています」
この意味がわかるまで何秒かかかった。
いつも薬をそばに置いている人間は、なぜ「軟膏」がここに出てくるのかと考えてしまう。
どうやら南に向かう路線を指しているらしい。
一度わかれば、次に聞いたときまたかと思うだけで意味はすぐわかる。それならいいではないか、と言ってしまえばそれまでなのだが。

交通情報など、すぐ理解して貰わなければならないところに、なぜこんな言葉を使うのか。
字数を少なくすれば洗練された言葉になると思っているのだろうか。あるいは現場用語を放送に使うと臨場感が出ると思ってのことか。
上り下りではあらわしにくいからという理由はわかる。それなら「南向き」か「南に向かう」でよいではないか。
ナンコウを1秒で言ったとすると、ミナミムキと言っても0.25秒、ミナミニムカウと言っても0.75秒ぐらい、たったそれだけしか時間は増えない。

増える時間を余分な時間だと思うから縮めたくなるので、わかり難いところは時間をしっかり使って話してほしい。

あなたの言葉は聞き取り難いと、いつもも文句を言われている爺いの自戒でもある。
コメント
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