・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

しんにょうに侵入:7

2016年05月26日 | つぶやきの壺焼

の字がしんにょうに乗るとの異体字になります。

は、途中のさしさわりがなく、つかえずにすらすらと通って行きつく意味をもっています。
をしんにょうに乗せれば、大ぶねに乗った気で、大じょうぶだから、そんな感じでしょうか。

ところで、しんにょうに限らず、繞(にょう)の上に乗る漢字の構成要素には、偏や旁のような総括した呼び名が見つかりません。
これまでまとめて呼ぶ必要がなかったので、名付けをされなかったのでしょう。

かんむりではないかという方もいらっしゃいますが、それ以外の部位にそっくりかぶさった形でなければ、かんむりとは呼びにくいでしょう。

中身がないことがらには名前をつけにくいものですが、この場合は多様な中身があり過ぎて、名前のつけようがないのだという気がします。
漢字を制限してしまった今になっては、スーパーストアのような、中身を言い表さないうまい名前は、もうつけられないのでしょう。

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