領海にどこかの国の船がやってきて、海産物を爆漁している。
その暴挙を、こちらの人間に直接危害を加えられてないからと、黙って見ている。
反対行動がなければ容認されているものと、勝手な理屈で爆漁はどんどん拡大する。
相手から経済援助を受けているから、同盟国だからといって、こんな暴挙は許しておけないと、敢然拿捕、これは人間世界の当たり前の行動だった。
それが偉業であるかのように報じられるは、鷹揚ぶって無難を望んで黙認を続けるアホな国もあるからだろう。
ことに望んでまず無難な方法をとる、それが常道になれば、無難選択症に陥り、危急存亡の時にも手を出せなくなる。
そんな意気地のない国に生まれた悲劇を、子々孫々にわざわざ体験させたいのか。