外野の声がうるさい、自分のチームの声さえ気になる、うるさい声から逃れるには、とりあえずその場の取り繕いに走る。
医学は科学であるのに、医師会のトップが出す情報は、皆が聞かせてほしそうな政治的な繕い話で、そこでは専門的な意見がはっきり知らされない。
こんな情報は、怖がれ怖がれ、上手に怖がれと、不安を煽動する効果しかない。
これでは、いざ病気というときに、信頼を寄せられるはずだった医師に、不安を抱きながら診療を受けるということになってしまう。
こんなことが、子々孫々に当たり前のこととして引き継がれてよいのだろうか。