複数の物事の間に共通した部分があること、互いに似かよった点があることを類似といいます。
この言葉は、似ていることがよい場合にはほとんど使われません。
使われるのは、似たことを嫌い、似ていることが目立たないように、似ていることを隠すように、または似ていることがまた起きないように望む場合に多いようです。
とかく嫌われがちな類似を、逆に利用したがるのは、器用でいながら頭のよくない人に共通な手段でもあります。
よく似たものをちょっと変えて同じものと思わせて売る商売や、類似どころかまったく同じ手口を使った犯罪がその例です。
うまくやったつもりが、ほかに手はないのか、ばかではないかとはたから見られていることに気付かない、それらの人には、頭の働きに共通の類似欠点が沁み込んでいるようです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます