船で仕事をする人に好まれる錨の刺青は、安定、希望、誠実、忠誠の意味をもつといわれます。
台風で錨が役目を果たせずに船が吹き流されて、空港の連絡橋にめり込んでしまったあの事故は、いくつもの疑問をさらけ出しました。
・船が流されている間、船長は何をしていたのか
・なぜそんなところに停泊させたのか
・非常時に空港付近にいる船の退避場所は決めてないのか
・空港と連絡橋でできる、ふところ形の入り口が、なぜ海の外側に向いているのか
・1ルートの連絡橋でがんばるなら、衝突を和らげる防護施設をなぜ作っておかないのか
なるようになれ、ことは起こってみなければわからない、これこそ日本式見守り型の大弱点です。
ことによると、連絡橋がぶち切れずに済んでよかったと思っている人もいるのではないでしょうか。
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