南無煩悩大菩薩

今日是好日也

年輪。

2006-02-04 | なんとなく落書。
風雪に耐え刻む年輪。

幾つまで歳を数えられるのだろう。

節分の大豆を歳の数だけ食べることに疲れるまで?

一つ食っては噛締める。歯がなくなれば辛いだろうなぁ。


年輪を重ねるとどんな特典があるのだろう。

歯がなくなる。・・・チャーミングにはなるなぁ。
耳が遠くなる。・・・静寂に遊べるなぁ。
目が疎くなる。・・・惑わされなくあるなぁ。
足腰が弱る。・・・・鷹揚になるなぁ。
物覚えが悪くなる。・不必要なものを抱えなくていいなぁ。
しわが増える。・・・自分を許し。他人を許せるなぁ。
締りがなくなる。・・おおらか。おおらか。


ふむふむ。

かっこさいいべ。


人様に迷惑をかけないで年輪を重ねられたら。

違う次元の美しさを手に入れられるかもしれない。

相対的・表層的なものではなく、根源的なもの。

なのではないかい?


老木は虚で新たな命を育む。提供する豊かさやね。あれは。

若木の虚は立ち枯れのもとですな。



欅のような年輪を重ねると、役に立つじっさまになれるかなぁ。



桃源郷。とはそういうものかもしれない。


重ねた年輪。映し出すその人。その時。




年年歳歳。花相似たり。

歳歳年年。人同じからず。
コメント (2)
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