南無煩悩大菩薩

今日是好日也

フレーミング効果

2016-07-21 | 世界の写窓から
(illustration/source)

例えば同じ手術でも、

「5年後の死亡率は10%」よりも「5年後の生存率は90%」のほうが同意しやすいのはフレーミング効果によるものだ。

「隠したいものをあえて隠さない」エドガー・アラン・ポーの‘盗まれた手紙’にあるように、「誰も騙さないという騙しかた」に精通した情報媒体はその点をよく心得ている。

「嘘ではない、が全部でもない」というフレーム内に収めて提供されるモノやコトは多い。

情報に溺れないためにも、そこんところの気付く力を高めておこう。
コメント (2)
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