人を笑わすのが商売の人々がいる。
「笑わすのは良いけれど、笑われてはいけない」
とどこかで聞いた。ん。名言だ。
コメディがトラジディになるのだろう。
喜劇が悲劇になり。悲劇が喜劇に変貌する。
そのような現象がまま起こることが、人生を彩りあるものにしている。
悲劇を演じようとすればするほど、喜劇になる。
笑われることに、慣れればなれるほど、悲劇だ。
笑いはいつ嗤いに変貌するかわからない。
多分悲劇を演じきれるのは、喜劇に精通した人間だけではないだろうか。
その逆もしかり。
そこにある。ここにある。あれ。これ。それは。
コメか。トラか。
・・・。
太宰治さんの。人間失格には、その節がある。
人は。
人生は。
コメかトラか。
・・・。
身の丈にあったことをしていながら失敗して笑われるのはコメディ。
身の丈をわきまえず失敗して笑われるのはトラジディ。
商売に関してはそんな気がする。
・・・。
ついつい呑みすぎて、大トラになる小生。
よせば良いのになぁ。
やめられない。とまらない。
止め処の定まらないこの体質。
どう仕様もない。こう仕様もない。
喜劇だろうか。悲劇だろうか。
今日も泣き笑い。
・・・。
人らしき姿がいっぱい複雑に入り組んで・・
こういった画を何とかって言いますよね。
難しくて判りませんが。
太宰治氏の「人間失格」は若い頃題名に惹かれ読み
ましたが、あまり感動できませんでした。(読解力
が無かったと言う方が正しいのですが)
フランソワーズ・サガンの「悲しみよこんにちは」
も、背表紙の題名に惹かれ手に取りましたが、
こちらはとてもはまってしまい、本屋さんに
色々探してもらい、映画になりましたものは
必ず見に行きました記憶があります。
◎ ・・その節がある。
近々、再度読んでみましょう。少しは理解でき
ますかも。。。
ただ、わたくしが本屋さんでこういった題名
の背表紙ばかりを選んでいたと言う自分に今
多少の疑問が湧いてきます。
◎コメか。トラか。
確かなのは、お酒も戴きませんわたくしですので
その魅力も知らず
◎やめられない。とまらない。
画も解せず、文学も解せず、お酒の美味しさも
解せず、せいぜいどこかの細長いえび風味の
おせんべいのお味くらいしか知らず老いる
わたくしの人生は、やはり、トラジディといえる
のではないでしょうか。
先生のお話から色々お勉強させていただきます。
有難うございます