箇中(こちゅう)の意を 知らんと要(もと)むるも
元来 秖(ただ) 這是(これこれ)のみ。
-良寛禅師-
なんで、あなたは、そうなの。
どうして、君はそうなんだ。
何故に、そのようなのかね。
ブラブラブラブラ・・・・・。
自身の真意を知ろうと求められても。
なんだかなぁ。
もともと。私は、私自身だと答えるよりほかにしようがない。
つまるところ。自分自身。
箇中は、影絵のようではありませんか。
輪郭しか掴めない。
自身のことと思えば思われる。
関係の無いことと思えば思われる。
元来。惟(ただ)。これこれのみ。
別にたいした恣意はござらぬわい。
愚禿の思惟。
何によってか それかくのごときと。
低頭して これに応えず
道(い)い得るとも また いかに似せん。
箇中の意を知らんと要(ねが)わば
元来 ただ これこれ。
(道行く人があきれ顔にわしを見て笑い、どうしたことだと訊ねて通るが、わしは頭を垂れたままこれに答えぬ。
よしんば答えたところでどうなるものか。
わしのその時の気持ちを知りたければ、ただ、ソレソレ御覧の通り。)
ブラブラブラブラ・・・・・。なるほどです!
ありがとうございました。
ありがとうございます。
梅桃さんが咲いております。