命を立てる由縁とは何ぞや。
人は何故にそう考え想うか。
人を騙すことはできても、自分を欺くことはできない。
由縁とは己が神との契約であろうか。
いやいや。
知らずともよいが確かめねばなるまいて。
それ。命を立てる由縁なり。
・・・。
仁。
二人。と書く。
先輩後輩だろうが、朋輩だろうが、恋愛同士だろうが、袖すりあう二人だろうが、親子兄弟だろうが、なんにせよ人2人が関係すると、そこには暗黙のルールが生まれる。そのルールを尊重し騙し欺くことの無いのが仁。だと言わっしゃる。
つまりが、思いやりのルールであろうか。
信。
人の言葉。と書く。
吐く言葉は信じられるものでなくてはならない。その言葉を、信じられ、信じることができるからこそ相手を信じられる。これなくしてそもそも人間関係なぞ成り立つものではない。と言わっしゃる。
つまりが、騙し欺かない言葉のルールであろうか。
しかしだ。
よくよくつきとめるならば、仁と信はアンビバレンツ(反対同義語)の様相も呈しておる。
仁を尊べば信ならず。
信の厳守が仁ともならず。
「バカな代表にお前は馬鹿だという。」
信ではあるが仁に沿うものかどうか。
・・・仁に厚いメンバーでよかった。
「セクハラ禿親父なのにぜんぜん親父臭しませんねぇ。」
仁ではあるが、信とは考えられない。
・・・あなた!臭いわよ!とよく言われる。
かなり下世話な例えではあり申すが・・。
もとい。
聖人君子。と言われる人達も、全てにおいて聖人君子だったわけではないだろう。
差別的発言も多く残されている君子や、下のほうはまったくだらしなかった聖人もいらしゃったようであります。
ただ。
命を立てる由縁に関しては偉大であった。
◎仁と信はアンビバレンツ(反対同義語)の様相も 呈しておる
先生!本日のお話とっても難しいですぅ
○みゆき的(今風に!?)解釈
仁・・二人と書く
∴思いやりのルールである。
信・・人の言葉と書く
∴騙し欺かない言葉のルール
◎命を立てる由縁に関しては偉大であった。
(お恥ずかしいですが、理解不能です)
かいつまみすぎて申しますと。
人を思いやらず(騙す)自分を欺くことの由縁。について覚書をしておきたかったのであります。
それで、己は良いのかとの問いでございますれば。
失礼しました。
その心を尽くす者は、その性を知る也。
その性を知らば、すなわち天を知らん。
その心を存じ、その性を養うは、天に事うる由縁也。
妖寿たがわず、身を修めてこれを待つは。
命を立てる由縁なり。
わたくしも真摯に誠実に生きたいと常に心がけては
おりますが、実際はどうですか。
『人の振り見て我が振りなおせ』の諺も昔から
言われます。たえず自問自戒しなければと思います。
お写真の竹林の中で、虎が何を見つけましたか動かず
して目線はしっかり何かを見据えております。
文字を、ルーペで見ましたがうまく読めません
でしたが、先生があらためて書いて下さり、とても
嬉しいです。
素晴らしい言葉、心理だといつもながら感動です。
とっても勉強になります。有り難うございました。
心の中は晴れ々々