われ なぜに 年取った?
ちゃいます。 われなべにとじぶた と読みます。
せやせや! 酔うきく その言葉。
酔うてたらあきません。 とっくり と聞いておくれやす。
おちょこ っと 聞いたろか?
しゃく に触るじゃありませんか。 だんなはん。
そら さけ られんわな!
付き合いきれんわぁもう! 酔っ払い! この鬼瓦! かまどの煤!
だれが 酒好きの男前やねん! 親にも褒められた事ないんやど! わしは!
かまどのすす! ゆうたなぁ! ほななにか? わしは 釜じい んところの すす か!
あんなに可愛らしゅうないわい! まいったか!
・・この おかめ! かみ さんのなりそこない!
だれが 神さんの なりそこないですか! おかみさん といってくださいまし!
ふん! なにが おかみさん じゃい! おかめはん みたいな顔しよってから。
お仮面 はんて。そのとおりですけど。 あんたはんも似たようなものでございましょ!
・・このへんにしときましょ。 そろそろ 面 が割れてきはったわ。
・・・せやな。このへんにしとかな。読んでる人飽きるわな。 おたがい面の分際で めんぼくない。
・・・そうね。 岡目八目 番茶も出花 すす食う虫も すきずき ですものね。
・・・かなりムチャクチャなようですが、これはこれで 破鍋に綴蓋と申せましょう。
世の中ってぇものは案外うまくできておりまして
なにかこう。収まるところに収まるようでございますな。
私の こう意味のない、わけの分からない、屁の様な文章を書いておりましても、読んでくれる人が1人や2人はおいでになって、破鍋に綴蓋なのでございますな。
割れた鍋に綺麗なふたは閉まりません。やっぱり紐で綴じたような貧乏くさい蓋がぴったしと 蓋の役目を果たすものでございます。
もちろんその逆もございまして、シンピカには作りたての蓋でなけりゃ蓋にならない。
臭いものに ふた を しちゃあいけませんが
なべ と ふたが ぴたっ とあえば それで幸せなんでございましょう。
無理やり合わせようとしますと。役に立たないものであります。
みもふたも なくなるのでございますな。 なべの。
てんてけてんてけてけてけてん。てん。
破鍋に綴蓋。花に蝶。
月とすっぽん。利口と阿呆。
組み合わせの妙。
日日是好日なり。
先生のお話は、古典落語を聴いて
おりますような、気味の良さと爽快感が
あります。
読後何だか体がすっきりとして内側から、
明日へ向かっての生きる意欲が湧いて
きます。
先生のお話が大好きで、先生が大好きです。
先生の文章に、わたくしは紐で綴じた
蓋にもなれず、さりとて、作りたての蓋
にも、なれず・・どうしましょう。
由緒ありますお鍋に、破蓋でも一生懸命
併せようと努力しましたら、合わない
蓋でもいつか、その良さも認めて
下さいます日が来るのではないかと信じて
おります。
日々、先生のお話楽しみにお待ちしており
ます。
明日も良い日でありますように・・・
継続の苦味を味わっております。素人の安請け合いは禁物だと今更ながら実感している次第であります。
味わわれますなんて、どんな事なんで
しょう。
安請け合いを実感されますなんて、考えら
れません。
「立て板に水の如く」は、ききますが
先生は、「泉の水が湧き出るが如く」の
お話です。
生意気なこと言いましたら、御免なさい
(深く、深くです)