朝から突然ネットがつながらない。
昨日できたことができなくなる。ネットに関しては、こんな大災害の後みたいなことが度々起こる。
だからバネの風更新できず、パソコン電源も入れずにいたら、夜はつながった。なんなの、これ。
ということで、本来なら昨日のうちにゴール到着予定が,思わぬアクシデントで1日休みが入ってしまいました。
ウォークラリーの方は休むことなく、アクアプラザを出たあとも順調に歩き続けるのです。そしてカインズホームの脇の最終休憩ポイントンを左手に見ながら歩き抜けようとすると、「最後の休憩所ですよ。」「麦茶どうぞ。」「飴どうぞ。」テントで待つスタッフの様子が店じまいを足踏みして待つ売り子風だったから、我々は最後の方のウォーカーなのでしょう。「単調な道でたいへんだったでしょう?」とねぎらいの言葉をかけられる。いえいえ、そんなことありません。田んぼ道あり、千曲川あり,アクアプラザありで,それなりに楽しみましたから。
カインズから上田城までの道の方が単調です。特に見るとこない。アイス買えるところもない。
葬祭センター駐車場に,喪服の人たちが乗った車が入っていく。助手席の人と目が合う。これからお葬式かな。次に玉姫殿前を通る。駐車場が建物と道路を挟んでいるから,参列者はちと大変そう。履き慣れないピンヒールの靴、風に舞い上がりそうなスカート姿で道を横断しないといけないのだから。だからなのか玉姫殿スタッフは道路脇まで迎えに出ていた。さっきは葬式。次は結婚式。ここは冠婚葬祭ストリートですね。
そのまま進めばスタート地点となっている上田城下駐車場だけど、コースはここから坂を登り上田城公園へと伸びる。
「歴史の散歩道」こんな道あるなんて知らなかった。ここも映画スポットかな。白壁、黒塀の路地。でもいかにもって感じで,作りましたって意図が垣間見えてしまうのが残念。ゆっくり写真撮りながら歩こうと思うのに,同行者達はスタスタと歩いてしまうから,遠方に小さく後ろ姿入れた図にしかならない。
そしてついに上田城公園へ。売店でソフトクリームゲットなるか。前を行く一人歩きの高齢女性ウォーカーは足を引きずってやっと歩いている。靴擦れかな。そう言えば,自分の靴擦れはいつの間にどうなったのやら。追い抜き様に,「あと少しですね。」とねぎらいの言葉をかけるが、市体育館前で記念撮影している最中にその女性に追い越された。公園内は,一般観光客で賑わっていた。最近真田幸村人気が高まっているというから、観光バスで乗り付けるお客さんが大勢いたとみえる。
この公園は想い出がいっぱい詰まっている。上田球場、市体育館、動物園。城櫓門を見学しようかと石段に足をかけると、入場料300円也。お金払ってまで見ることないか、と登らず。アイスは結局この公園内でゲットできないので,コースを少しそれるけど、最終手段としておいた市観光会館で手に入れることにした。確かここで売っていたはず。ここの二階でウォークラリー申し込みした時、ソフトクリーム売り場を見たような記憶がある。くるみ味とかリンゴ味、長野ならではのものがあれば是非それを食そう。そしてついでに喫茶店でコーヒーでも飲もう。そこで我々一行はコースをそれて、公園前の横断歩道を渡り上田市観光会館へ。店内には確かにアイスコーナーはあった。でもそれはソフトクリームではなく、ジェラートアイスでした。そうだ,ソフトクリームを売っていたのはここではなかった、とその時急速に思い出した。あの日ラリーの申し込みしたその足で海野町の自慢焼き屋に向かいそこで食べたのだ。そしてその後、隠れ家のような喫茶店を発見し、そこで180円という破格の、そして極上のコーヒーを飲んだのだった。
とはいうもののそこでジェラートアイスを食し、さてゴールへ。とその時、我々一行の一人が「山本鼎記念館に行きたい」と言う。ゴール制限時間まであと1時間あることだから、このまま少し戻るけど絵を見て行きましょう。入場料250円。櫓門の入場料は惜しい気がしたけど、ここはお金払ってでも入りたい。財布を出そうとすると、「ラリーの方は無料です。」そうなんだ。よく見ると、さっきの櫓門も含めコース上の有料施設は無料というのが参加者特典とマップ下に印字されていた。
油絵は思いのままに色を置けば良いと思って描いてきたけど、最近ちと違うかもと思い始めてい。それは作成テクニックに関する情報が次々と入るようになってきたから。ミクストメディアなる本を紹介され,実際いろいろやってみようと思っていた矢先だけに、絵の鑑賞は以前より多少なりとも込み入って来たかもしれない。記念館の古い木の階段を上る。なつかしいぞ、ここ。小学生の時父の絵が美術展に飾られているのでやって来た。入口正面にあったと記憶する。途中で飽きてしまい、この階段を上り下りして遊んだところ。さぞあの時は皆にめいわくかけたことでしょう。山本鼎作品を見て,やっぱり絵はテクニックじゃない!と行きつ戻りつしそうな自分。早く帰って,顔を描き直そうと思う自分。チャーはその生涯に関心を抱いたらしく、「若いうちに海外行かなきゃダメだな」としきりに繰り返す。若いうちって,これから自分がいくのけ?娘のことけ?と心で反芻。
いよいよゴールへ。ゴールスタンプ押してもらい,無料のみそ汁を頂く。ぬるい。「火入れ直さなきゃ」ってスタッフは言うけど、火入れる様子はないので、そのぬるくなった汁を人数分頂く。テントで汁頂きながらアンケートに記入していると,後ろのテントのグループが、「私たちが最後だったね」と大きい声で話していたから、我々はブービー賞か。最後の参加者を迎え,スタッフ本日終了モードなのか、ゴールでの様子はあっけない。もっとも皆は明日もあるから,「終わったー」という開放感がないのかもね。そこへ「来年もお会いしましょね」って最初に話しかけて来た女性が笑顔で覗き込んできた。そうか、来年か。その日までお互い健康であること、そして偶然にも再会できることを祈ります。
来年の参考にと信州鎌倉コースの地図を頂き、実家のある別所温泉へと車で向かう。さすがに疲れた。股関節あたりに疲労がたまっている。これで温泉入れば最高!
実家でひとしきり挨拶し,寝ることになる部屋の掃除を終え、さて温泉へ。
信州鎌倉コースはあいそめの湯がゴールになっているから,今行ったら温泉混んでいるのではないか。でもあのコースでしかも20キロだからまだ皆さんゴールしてないんじゃない?などと推測。大師湯に行こうか、など迷った挙げ句めんどうなので結局近場のあいそめの湯へ。
確かに休憩所は人でごった返していた。ウォーカーらしき人が結構な数含まれていそう。皆歩ききったんだ。この時間でゴールするってすごいね。と風呂上がりくつろいでいる人たちを横目に、脱衣所へ。浴槽の混雑はそれほどでもない。ということはもうすでに風呂はいり終えたってこと?それとも風呂入らないってこと?露天で入念にストレッチしている人、あの人は多分ウォークラリー参加者だろうけど、もし温泉入らないで解散なら、なんかもったいなくない?自分はそれからゆっくり1時間ほどかけて体を癒しあいそめの湯を出ると、ゴールテントのスタッフは撤収するところだった。「こうやっても別所温泉泊まらないんだよね。」の一言がちょっと悲しい。
夕食は母の手料理かと思いきや、「松茸山に行こう!」と嬉々としている。すでに人数分予約したとのこと。車で向かうこと15分ほどの山の中にある、「二幸園」に到着。ここで松茸づくしを食すことになるのでした。松茸のすき焼き鍋といい、松茸の入った日本酒といい,何から何まで山盛りの松茸。贅沢な夕食でした。
翌朝、大師湯に入り,朝食を済ませ、昨日までのウォーキング支度から街行きに着替え、娘の慶早戦応援に行くためいそいそと出発。
車を見送る母がつぶやいたのを、私は聞き逃しませんでしたよ。
「いつも遊んでばかりいる。」

歴史の散歩道

上田城公園

松茸すき焼き鍋
昨日できたことができなくなる。ネットに関しては、こんな大災害の後みたいなことが度々起こる。
だからバネの風更新できず、パソコン電源も入れずにいたら、夜はつながった。なんなの、これ。
ということで、本来なら昨日のうちにゴール到着予定が,思わぬアクシデントで1日休みが入ってしまいました。
ウォークラリーの方は休むことなく、アクアプラザを出たあとも順調に歩き続けるのです。そしてカインズホームの脇の最終休憩ポイントンを左手に見ながら歩き抜けようとすると、「最後の休憩所ですよ。」「麦茶どうぞ。」「飴どうぞ。」テントで待つスタッフの様子が店じまいを足踏みして待つ売り子風だったから、我々は最後の方のウォーカーなのでしょう。「単調な道でたいへんだったでしょう?」とねぎらいの言葉をかけられる。いえいえ、そんなことありません。田んぼ道あり、千曲川あり,アクアプラザありで,それなりに楽しみましたから。
カインズから上田城までの道の方が単調です。特に見るとこない。アイス買えるところもない。
葬祭センター駐車場に,喪服の人たちが乗った車が入っていく。助手席の人と目が合う。これからお葬式かな。次に玉姫殿前を通る。駐車場が建物と道路を挟んでいるから,参列者はちと大変そう。履き慣れないピンヒールの靴、風に舞い上がりそうなスカート姿で道を横断しないといけないのだから。だからなのか玉姫殿スタッフは道路脇まで迎えに出ていた。さっきは葬式。次は結婚式。ここは冠婚葬祭ストリートですね。
そのまま進めばスタート地点となっている上田城下駐車場だけど、コースはここから坂を登り上田城公園へと伸びる。
「歴史の散歩道」こんな道あるなんて知らなかった。ここも映画スポットかな。白壁、黒塀の路地。でもいかにもって感じで,作りましたって意図が垣間見えてしまうのが残念。ゆっくり写真撮りながら歩こうと思うのに,同行者達はスタスタと歩いてしまうから,遠方に小さく後ろ姿入れた図にしかならない。
そしてついに上田城公園へ。売店でソフトクリームゲットなるか。前を行く一人歩きの高齢女性ウォーカーは足を引きずってやっと歩いている。靴擦れかな。そう言えば,自分の靴擦れはいつの間にどうなったのやら。追い抜き様に,「あと少しですね。」とねぎらいの言葉をかけるが、市体育館前で記念撮影している最中にその女性に追い越された。公園内は,一般観光客で賑わっていた。最近真田幸村人気が高まっているというから、観光バスで乗り付けるお客さんが大勢いたとみえる。
この公園は想い出がいっぱい詰まっている。上田球場、市体育館、動物園。城櫓門を見学しようかと石段に足をかけると、入場料300円也。お金払ってまで見ることないか、と登らず。アイスは結局この公園内でゲットできないので,コースを少しそれるけど、最終手段としておいた市観光会館で手に入れることにした。確かここで売っていたはず。ここの二階でウォークラリー申し込みした時、ソフトクリーム売り場を見たような記憶がある。くるみ味とかリンゴ味、長野ならではのものがあれば是非それを食そう。そしてついでに喫茶店でコーヒーでも飲もう。そこで我々一行はコースをそれて、公園前の横断歩道を渡り上田市観光会館へ。店内には確かにアイスコーナーはあった。でもそれはソフトクリームではなく、ジェラートアイスでした。そうだ,ソフトクリームを売っていたのはここではなかった、とその時急速に思い出した。あの日ラリーの申し込みしたその足で海野町の自慢焼き屋に向かいそこで食べたのだ。そしてその後、隠れ家のような喫茶店を発見し、そこで180円という破格の、そして極上のコーヒーを飲んだのだった。
とはいうもののそこでジェラートアイスを食し、さてゴールへ。とその時、我々一行の一人が「山本鼎記念館に行きたい」と言う。ゴール制限時間まであと1時間あることだから、このまま少し戻るけど絵を見て行きましょう。入場料250円。櫓門の入場料は惜しい気がしたけど、ここはお金払ってでも入りたい。財布を出そうとすると、「ラリーの方は無料です。」そうなんだ。よく見ると、さっきの櫓門も含めコース上の有料施設は無料というのが参加者特典とマップ下に印字されていた。
油絵は思いのままに色を置けば良いと思って描いてきたけど、最近ちと違うかもと思い始めてい。それは作成テクニックに関する情報が次々と入るようになってきたから。ミクストメディアなる本を紹介され,実際いろいろやってみようと思っていた矢先だけに、絵の鑑賞は以前より多少なりとも込み入って来たかもしれない。記念館の古い木の階段を上る。なつかしいぞ、ここ。小学生の時父の絵が美術展に飾られているのでやって来た。入口正面にあったと記憶する。途中で飽きてしまい、この階段を上り下りして遊んだところ。さぞあの時は皆にめいわくかけたことでしょう。山本鼎作品を見て,やっぱり絵はテクニックじゃない!と行きつ戻りつしそうな自分。早く帰って,顔を描き直そうと思う自分。チャーはその生涯に関心を抱いたらしく、「若いうちに海外行かなきゃダメだな」としきりに繰り返す。若いうちって,これから自分がいくのけ?娘のことけ?と心で反芻。
いよいよゴールへ。ゴールスタンプ押してもらい,無料のみそ汁を頂く。ぬるい。「火入れ直さなきゃ」ってスタッフは言うけど、火入れる様子はないので、そのぬるくなった汁を人数分頂く。テントで汁頂きながらアンケートに記入していると,後ろのテントのグループが、「私たちが最後だったね」と大きい声で話していたから、我々はブービー賞か。最後の参加者を迎え,スタッフ本日終了モードなのか、ゴールでの様子はあっけない。もっとも皆は明日もあるから,「終わったー」という開放感がないのかもね。そこへ「来年もお会いしましょね」って最初に話しかけて来た女性が笑顔で覗き込んできた。そうか、来年か。その日までお互い健康であること、そして偶然にも再会できることを祈ります。
来年の参考にと信州鎌倉コースの地図を頂き、実家のある別所温泉へと車で向かう。さすがに疲れた。股関節あたりに疲労がたまっている。これで温泉入れば最高!
実家でひとしきり挨拶し,寝ることになる部屋の掃除を終え、さて温泉へ。
信州鎌倉コースはあいそめの湯がゴールになっているから,今行ったら温泉混んでいるのではないか。でもあのコースでしかも20キロだからまだ皆さんゴールしてないんじゃない?などと推測。大師湯に行こうか、など迷った挙げ句めんどうなので結局近場のあいそめの湯へ。
確かに休憩所は人でごった返していた。ウォーカーらしき人が結構な数含まれていそう。皆歩ききったんだ。この時間でゴールするってすごいね。と風呂上がりくつろいでいる人たちを横目に、脱衣所へ。浴槽の混雑はそれほどでもない。ということはもうすでに風呂はいり終えたってこと?それとも風呂入らないってこと?露天で入念にストレッチしている人、あの人は多分ウォークラリー参加者だろうけど、もし温泉入らないで解散なら、なんかもったいなくない?自分はそれからゆっくり1時間ほどかけて体を癒しあいそめの湯を出ると、ゴールテントのスタッフは撤収するところだった。「こうやっても別所温泉泊まらないんだよね。」の一言がちょっと悲しい。
夕食は母の手料理かと思いきや、「松茸山に行こう!」と嬉々としている。すでに人数分予約したとのこと。車で向かうこと15分ほどの山の中にある、「二幸園」に到着。ここで松茸づくしを食すことになるのでした。松茸のすき焼き鍋といい、松茸の入った日本酒といい,何から何まで山盛りの松茸。贅沢な夕食でした。
翌朝、大師湯に入り,朝食を済ませ、昨日までのウォーキング支度から街行きに着替え、娘の慶早戦応援に行くためいそいそと出発。
車を見送る母がつぶやいたのを、私は聞き逃しませんでしたよ。
「いつも遊んでばかりいる。」

歴史の散歩道

上田城公園

松茸すき焼き鍋