放課後アソビ場ドミントンというNPOの活動は、文字通り放課後の遊び場として、みんなでバドミントンの練習をするということ。
ポイントは遊びであること。そしてもう一つは放課後であること。
遊びだから、絶対こうすべし!という大人からのアプローチはあまりない。もちろん集団活動での最低限のマナーを守ることは当たり前だが。ある程度大人の目があり、安全が確保された空間で、集団活動を通じてそこそこに自由にスポーツ体験ができ、さらにそれなりに技術習得ができちゃう、これが毎週やっているアルファクラブであり、そのイベント版の放課後アソビ場ドミントン。
夕方六時、迎えに来たお母さんと一緒に帰る小学生達の体から湯気がたっている。口々に今日あったことをおしゃべりしている。
子ども達が全員帰るのを見届け、「あー、よかった」と思う。
5/15の放課後アソビ場ドミントンはいつもと違って工夫をこらした。
当日朝になって、サポートの高校生が足りないということが判明。高校生を中心にしたグループ活動を予定していたから、急遽活動メニュー組み直すことになった。
といっても誰かと相談するわけでなく、一人頭の中でグルグルと、そして手は無意識にブランのイラストを。
その時ひらめいた。
そうだ、ミッションを設定して、グループで達成していくストーリーにしよう。
集合、ゼッケン準備、挨拶などを入れていたら、羽を打つのは正味1時間。この時間設定で、小学1年生から6年生、初心者からジュニア選手まで、それも今日初めて会う子達もいる集団活動でスムーズに動くには、これしかない!
イラスト入りの活動メニューマップを作ることにした。
この場合パソコンで作るところかもしれないが、いえいえ、手書きの方が速いし、小回りが利く。なにより余計なこと書きすぎない。おそらくパソコンで作っていたら、あーしろ、こーしろとごちゃごちゃ書いて文ばっかりになっただろう。
テーブルにマジックを並べケント紙にいきなり描いた。
ミッションは3つ。
何事も3つがいい。
テストで言えば、だいたいできてみんな80点ぐらいできる問題を作るように、だいたい達成できそうなミッションを設定した。そして最後の一つはチャレンジ問題風。
何事も3つが良いとはいったものの、一度に3つ言ってはいけない。
例えば、「ノートと数学テキスト出して、86ページ開いて、練習問題2から始めて下さい。式と計算はノートでやるように。」と言ったとしよう。
しばらく様子を見ていても何も机に出さない子。練習問題1からやっている子。テキストに直接書いている子。
こんなことやりがちなのはたいてい男子。これはその子が悪いのではなく、一度にいくつも指示した方が悪い。少なくとも1文ずつ区切って、句点をつけて指示しないといけない。
更には耳で情報をキャッチするのが苦手な子もいるから、必要なことはホワイトボードに箇条書きするという手間を惜しんではいけない。
これと同じことがバドミトンの練習でもよくある。
だから3つのミッションを口で言ってもだめだろう。紙に書く、それも文章だけでなくイラストとカラーでわかりやすくしよう。
とこういった、いくつかのポイントを網羅するなら、やはり手書きが一番!
メニューマップの存在が良かったのか、それともミッションを事前に設定したから良かったのか、活動はとてもスムーズだった。
たいていの場合、事前に準備しすぎたときは指導者の空回りになることがある。今回はどうだろうという不安はあったが、挨拶と活動内容説明時から子ども達の食いつきがよかった。
話を聞きながら、「よし、やろう!」というチャレンジムードが伝わってきた。
小学生時代は「みんなで何かをする」ことに喜びを見いだしやすい。一人で一番を目指すより、みんなでチャレンジが気持ちにマッチする。
小学生育成の際、この視点を忘れるとちょっとずれたことになってしまう、経験上。
今回はミッションが簡潔に設定されたうえで、みんなでチャレンジにフィットしたのかもしれない。
最初は今日の活動どうなっちゃう?状態だったけど、終わってみればみんなの表情見ても体から立ち上る湯気を見ても、まずまずではないですか。イラストマップもうまくできたし。などと、自画自賛しているのは自分だけかもしれないけど。
ポイントは遊びであること。そしてもう一つは放課後であること。
遊びだから、絶対こうすべし!という大人からのアプローチはあまりない。もちろん集団活動での最低限のマナーを守ることは当たり前だが。ある程度大人の目があり、安全が確保された空間で、集団活動を通じてそこそこに自由にスポーツ体験ができ、さらにそれなりに技術習得ができちゃう、これが毎週やっているアルファクラブであり、そのイベント版の放課後アソビ場ドミントン。
夕方六時、迎えに来たお母さんと一緒に帰る小学生達の体から湯気がたっている。口々に今日あったことをおしゃべりしている。
子ども達が全員帰るのを見届け、「あー、よかった」と思う。
5/15の放課後アソビ場ドミントンはいつもと違って工夫をこらした。
当日朝になって、サポートの高校生が足りないということが判明。高校生を中心にしたグループ活動を予定していたから、急遽活動メニュー組み直すことになった。
といっても誰かと相談するわけでなく、一人頭の中でグルグルと、そして手は無意識にブランのイラストを。
その時ひらめいた。
そうだ、ミッションを設定して、グループで達成していくストーリーにしよう。
集合、ゼッケン準備、挨拶などを入れていたら、羽を打つのは正味1時間。この時間設定で、小学1年生から6年生、初心者からジュニア選手まで、それも今日初めて会う子達もいる集団活動でスムーズに動くには、これしかない!
イラスト入りの活動メニューマップを作ることにした。
この場合パソコンで作るところかもしれないが、いえいえ、手書きの方が速いし、小回りが利く。なにより余計なこと書きすぎない。おそらくパソコンで作っていたら、あーしろ、こーしろとごちゃごちゃ書いて文ばっかりになっただろう。
テーブルにマジックを並べケント紙にいきなり描いた。
ミッションは3つ。
何事も3つがいい。
テストで言えば、だいたいできてみんな80点ぐらいできる問題を作るように、だいたい達成できそうなミッションを設定した。そして最後の一つはチャレンジ問題風。
何事も3つが良いとはいったものの、一度に3つ言ってはいけない。
例えば、「ノートと数学テキスト出して、86ページ開いて、練習問題2から始めて下さい。式と計算はノートでやるように。」と言ったとしよう。
しばらく様子を見ていても何も机に出さない子。練習問題1からやっている子。テキストに直接書いている子。
こんなことやりがちなのはたいてい男子。これはその子が悪いのではなく、一度にいくつも指示した方が悪い。少なくとも1文ずつ区切って、句点をつけて指示しないといけない。
更には耳で情報をキャッチするのが苦手な子もいるから、必要なことはホワイトボードに箇条書きするという手間を惜しんではいけない。
これと同じことがバドミトンの練習でもよくある。
だから3つのミッションを口で言ってもだめだろう。紙に書く、それも文章だけでなくイラストとカラーでわかりやすくしよう。
とこういった、いくつかのポイントを網羅するなら、やはり手書きが一番!
メニューマップの存在が良かったのか、それともミッションを事前に設定したから良かったのか、活動はとてもスムーズだった。
たいていの場合、事前に準備しすぎたときは指導者の空回りになることがある。今回はどうだろうという不安はあったが、挨拶と活動内容説明時から子ども達の食いつきがよかった。
話を聞きながら、「よし、やろう!」というチャレンジムードが伝わってきた。
小学生時代は「みんなで何かをする」ことに喜びを見いだしやすい。一人で一番を目指すより、みんなでチャレンジが気持ちにマッチする。
小学生育成の際、この視点を忘れるとちょっとずれたことになってしまう、経験上。
今回はミッションが簡潔に設定されたうえで、みんなでチャレンジにフィットしたのかもしれない。
最初は今日の活動どうなっちゃう?状態だったけど、終わってみればみんなの表情見ても体から立ち上る湯気を見ても、まずまずではないですか。イラストマップもうまくできたし。などと、自画自賛しているのは自分だけかもしれないけど。